1月1日 クーベルタン(教育者、オリンピック創立者)

オリンピックで最も重要なことは、勝つことではなく参加することである。同様に、人生において最も重要なことは、勝つことではなく奮励努力することである。肝要なのは、勝利者になったということではなく健気に戦ったということである

クーベルタン男爵ピエール・ド・フレディ(フランス語: Pierre de Frédy, baron de Coubertin, 1863年1月1日 – 1937年9月2日)は、フランスの教育者であり、古代オリンピックを復興させ近代オリンピックの基礎を築いた創立者である。近代オリンピックの父。

オリンピックは勝つことではなく参加することが最も重要である。クーベルタンは人生も同様で、努力すること、戦うことが肝心だと言っている。「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである」として、人生においても自己に打ち勝とうとするアスリートの精神を発揮せよという。オリンピック選手たちは自己に勝利した人々であり、毎回のオリンピックでは平和への希求だけでなく、彼らの姿に世界中の人々が励まされている。クーベルタンの遺した遺産は限りなく大きいものがある。

【久恒啓一】
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