語学修得は第一に多読である。分からんでもよろしいから無茶苦茶に読むのである。元来人生は分からんことばかりではないか。それでも広く世を渡っているうちには処世の妙諦がだんだんと会得されてくる。語学もこれと同じである。広く読んでいるうちに自然と妙味が分かり、面白みが出て来て、しまいには愉快で愉快でたまらなくなるのだ
斎藤 秀三郎(さいとう ひでさぶろう、慶応2年1月2日(1866年2月16日) – 昭和4年(1929年)11月9日)は、明治・大正期を代表する英語学者・教育者。第一高等学校教授。宮城県仙台市出身。
語学修得は多読がいいと斉藤は言う。どのような分野でも量をこなさなければものにはならない。量をこなすと興味が湧いてくる。奥の深さが分かって面白くなってくる。そして知識が広くなり洞察が深まってくると、学習自体が愉快になってくる。何ごとにも斉藤秀三郎のような取り組みをすればいいということはわかる。
【久恒啓一】
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