見栄をはらずに、自分には自分なりの力があることを自覚しましょう。それが真理なのです
田河 水泡(たがわ すいほう、1899年(明治32年)2月10日 – 1989年(平成元年)12月12日)は、日本の漫画家、落語作家。昭和初期の子供漫画を代表する漫画家であり、代表作『のらくろ』ではキャラクター人気が大人社会にも波及し、鉛筆、弁当箱、帽子、靴などさまざまなキャラクターグッズが作られるなど社会現象となるほどの人気を獲得した。手塚治虫に始まるストーリー漫画の先駆者である。
自分の身の丈にしっくり合った主人公「のらくろ」を創りだしたから、50年続いた超長寿作品になったのだろう。見栄をはらずに、自分なりの仕事をした。その結果、オタマジャクシが蛙になったのである。見事な人生というべきだろう。
【久恒啓一】
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