2月21日 石橋信夫(実業家、大和ハウス工業社長・会長)

私は経営を耳で学んだ。これこそ生きた経営学である。私は学問はないが「聞学(もんがく)」は習得した。これが何よりの武器なのである

石橋 信夫(いしばし のぶお、1921年9月9日 – 2003年2月21日)は、日本の実業家。大和ハウス工業の社長・会長をつとめた。

この石橋の武器は耳学問だった。それを「聞学」と呼んで意識的に精進したのだ。人に会い最先端・最前線の人々からエキスの話を聞き、考え、そしてまたカンドコロを聞き、考え抜く。こういった生きた経営学でくり返しヒットを生んでいったのである。学歴はすぐにひからびる。生涯を通じての学習歴の積み重ねこそが重要であることを石橋信夫の「聞学」は教えてくれる。

【久恒啓一】
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