2月29日 法然(僧)

私の寺社は全国に満ちている。貴賤の別なく、念仏を唱える者、これはすべて私の寺社である。

法然(ほうねん、(長承2年4月7日 – 建暦2年1月25日〈宣明暦〉(1133年5月13日 – 1212年2月29日〈ユリウス暦〉))は、平安時代末期から鎌倉時代初期の日本の僧である。

平安時代の国家守護の仏教から、民衆個人を救う鎌倉仏教への先駆けが法然であった。法然は阿弥陀仏のお慈悲を信じ、南無阿弥陀仏という念仏を唱えれば、死後は平等に西方の極楽浄土に生まれ変わると説いた。専修念仏の教えである。寺社が救ってくれるのではない。念仏を唱える庶民と自分はつながっている。そういう確信に満ちた宗教者の言葉だ。

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【久恒啓一】
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