僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。
高村 光太郎(たかむら こうたろう、1883年(明治16年)3月13日 – 1956年(昭和31年)4月2日)は、日本の詩人・彫刻家。
僕の前に道はない、と言った光太郎は、彫刻家として、詩人として歩む。戦争中は協力会議に「民意を上通できるなら」と委員として働くが、それは戦争への協力の道だった。その責任を「暗愚小伝」で発表した光太郎は「極刑とても甘受しよう」と岩手の山中の粗末な山小屋で7年間を暮らす。
その後、十和田湖の「乙女の像」を智恵子をモデルに作って、本来の彫刻家に戻る。ともかくも高村光太郎は、自身の道を歩いたことは確かだ。
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