4月28日 中里介山(小説家)

人間が苦労しなければならないこと、苦労した人間に光のあるというのは、つまりこの慢心の灰汁(あく)が抜けているからである。苦労なんていうものは人生にないほうがよいのかも知れないが、それをしないと人間が増長して浅薄になる。苦労も人生の一つの必要である

中里 介山(なかざと かいざん、1885年(明治18年)4月4日 – 1944年(昭和19年)4月28日)は、日本の小説家。

人間は増長して浅はかになるのを防ぐためには苦労をして慢心の灰汁抜きをすることが必要だと中里は言っている。慢心の灰汁抜きとはうまいことを言ったものだ。いずれは「大菩薩峠」という41巻の未完の一大巨編を読まねばならない。

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【久恒啓一】
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