頂点に立つ人々の光栄は大きいが、その光栄はすべての仲間のものである
槇 有恒(まき ゆうこう、「ありつね」とも、1894年(明治27年)2月5日 – 1989年(平成元年)5月2日)は、宮城県仙台市出身の日本の登山家。文化功労者、仙台市名誉市民。
岩波新書『私の山旅』には「頂点に立つ人々の光栄は大きいが、その光栄はすべての仲間のものである」という言葉がある。マナスルという巨峰の征服という大プロジェクトは隊員12名、シェルパ20名、ポーター400名などで構成するチームが大きなピラミッドを築き上げるようなものであり、最終的に誰が頂上に立ったかは大きな問題ではないということだ。山行のリーダーの至言であるのだが、大小にかかわらず、プロジェクトとはそういうものである。
【久恒啓一】
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