6月11日 豊田喜一郎(経営者、技術者、豊田自動車創業者)

技術者は実地が基本であらねばならぬ。その手が昼間はいつも油に汚れている技術者こそ、真に日本の工業の再建をなし得る人である

豊田田 喜一郎(とよだ きいちろう、1894年6月11日 – 1952年3月27日)は、日本の経営者、技術者、豊田自動車創業者。

豊田喜一郎は「一旦トヨタから出した車は、何処が悪くても全責任を負わなければなりません。それを他の部分に罪を着せずに、自家製品の悪いところを言い逃れの出来ぬ様にさせると云う事は、自分自身の製品に自信をつける最も大事な事であります」、そして「今日の失敗は、工夫を続けてさえいれば、必ず明日の成功に結びつく」と語っている。喜一郎が育てた技術陣の毎日の工夫の連続が、今日の「世界のトヨタ」に結実するのである。一人の人が志を抱いて一事に専心し、時代を超えて継続することで、隆々たる大事がなる。そういうことを豊田喜一郎の技術者人生は教えてくれる。

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【久恒啓一】
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