9月10日 桐生悠々(ジャーナリスト、評論家)

戦争の為に、百億の予算を組む国家と、教育のために百億の予算を組む国家と、いずれが将来性あるあるかは問わずして明である

桐生 悠々(きりゅう ゆうゆう、1873年5月20日 – 1941年9月10日)は、石川県出身のジャーナリスト、評論家。本名は政次(まさじ)。明治末から昭和初期にかけて反権力・反軍的な言論(広い意味でのファシズム批判)をくりひろげ、特に信濃毎日新聞主筆時代に書いた社説「関東防空大演習を嗤(わら)ふ」は、当時にあって日本の都市防空の脆弱性を正確に指摘したことで知られる。

太平洋戦争に向かう戦争予算の増大に歯止めをかけようとした反骨のジャーナリスト・桐生悠々。その名前は学生の頃に耳にしたことがある。戦争と教育の軽重について、この言葉ほど刺さる言葉はない。人を殺す予算か、人を生かす予算か。国家百年を睨んで、広い意味での教育に力を注ぐべきである。

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