10月5日 大濱信泉(法学教育者)

人の価値は、生まれた場所によって決まるものではない。いかに努力し、自分を磨くかによってきまるものである

大濱 信泉(おおはま のぶもと、1891年10月5日 – 1976年2月13日)は、日本の法学(専門は商法)・教育者。第7代早稲田大学総長(1954年 – 1966年)。沖縄県石垣島生まれ。

小学生時代に、ナポレオンの伝記を読んで、地中海の離島コルシカ島に生まれた人物が、フランスの皇帝にまでなった話に感激する。沖縄師範ではラブレター事件で退学処分を受け、上京し早稲田大学を首席で卒業する。この人の名は日本野球機構コミッショナーとしての記憶があるのだが、実は沖縄返還の立役者だったのだ。沖縄の石垣島出身の自分を、コルシカ島出身のナポレオンというモデルを参考にして、努力を重ね、自分を磨き上げて、大きくはばたいた人である。人生におけるロールモデルの存在が人を鼓舞することを改めて教えてくれる。やはり偉人伝の教育効果はすさまじいものがある。石垣島の記念館を訪ねなくてはならない。

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【久恒啓一】
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