10月21日 志賀直哉(小説家)

金は食って行けさえすればいい程度に取り、喜びを自分の仕事の中に求めるようにすべきだ

志賀 直哉(しが なおや、1883年(明治16年)2月20日 – 1971年(昭和46年)10月21日)。明治から昭和にかけて活躍した日本の小説家。白樺派を代表する小説家のひとりで、その後の多くの日本人作家に影響を与えた。代表作に「暗夜行路」「和解」「小僧の神様」「城の崎にて」など。宮城県石巻市生まれ、東京府育ち。

志賀直哉は「小説の神様」との尊称を受けている。無駄のない、淡々とした、乾いた名文には影響された作家も多い。冒頭の仕事への態度、住宅の好み、そして奈良の住居を見た時の感じも含めて、この人は仕事に没頭した、そして情に厚い無欲の人という印象を受ける。その人柄が、志賀直哉の文体に現れている。まさに、文は人なり、である。

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