何かを始めるのはやさしいが、それを継続するのは難しい。成功させるのはなお難しい
津田 梅子(つだうめこ、元治元年12月3日(1864年12月31日)-昭和4年(1929年)8月16日)は、日本の教育者。日本における女子教育の先駆者。岩倉使節団に6歳の梅子は随行し渡米。二度の留学後、1900年に女子英学塾(現・津田塾大学)を設立し、塾長。
何かをおもいついて始めるが、いつのまにか霧消。気がつけば、やりっ放しの痕跡だらけ。常に困難が襲ってくるし、自分の側にも様々な事情が降ってくる。だから何ごとも続けるのはまことに難しい。誰の目にも見えるように成功させるには、長い時間をかけてさらに幾多の困難を克服していかねばならない。津田梅子の女子英学塾の設立は、周囲の無理解と自身の無力感を克服していく難事業であっただろうことがわかる。冒頭の言葉は、その津田梅子の言であるだけに心打たれるものがある。
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【久恒啓一】
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