12月4日 荻村伊智郎(卓球選手、指導者)

51%の確率で入ると判断したボールはすべてスマッシュをしていく

荻村 伊智朗(おぎむら いちろう、1932年6月25日 – 1994年12月4日)は日本の卓球選手、指導者。第3代国際卓球連盟会長。静岡県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。全日本卓球男子シングルス優勝、世界卓球選手権優勝など輝かしい成績を残す。その後、指導者として国際的な卓球の普及に尽力。

一流選手同士の戦いではミスをしないようにすれば五分五分となる。しかしそれでは勝つことはできない。決定率100%のスマッシュを武器とし、51%の確率で相手コートに打ち込むことができれば、フルセットの最後に勝つことができるというのが荻村の考えだった。凡ミスをしないという徹底した守りの基本技術、決定率100%というスマッシュを打ち込む精度の高い攻めの技術、その上で相手コートに打ち込んで入る確率が51%以上あれば勝てるという。今なお荻村杯に名をとどめる天才の言葉をかみしめたい。

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