12月18日 平賀源内(本草学者、地質学者、蘭学者、医者、発明家)

ああ、吾、あやまてり。あたら小才と奇智におぼれ、お江戸の風に浮かれだこ

平賀 源内(ひらが げんない、享保13年〈1728年〉- 安永8年12月18日〈1780年1月24日〉)は、江戸時代中頃の人物。本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家、発明家として知られる。

これほどの才能があった源内にして、なお、最晩年の鬱屈があった。翔べなかった己を愧じた言葉である。この言葉は小中陽太郎の名著「跳べよ源内」(平原社)にある。異能の持ち主の波乱の人生と彼を取り巻く個性豊かな人々、そして江戸の田沼時代の空気を書いた書だが、この言葉は天が与えた才能におぼれた平賀源内の悔恨をあらわしているように聞こえる。

【お知らせ】
この番組のもとになった書籍『偉人の命日366名言集―人生が豊かになる一日一言』をポッドキャストリスナーへ特別価格で販売いたします。
久恒啓一オンライン書店』(https://hisatune.official.ec/items/9322532)にアクセスして、クーポンコード入力欄に『MEIGEN』と入力いただくと500円引きでご購入いただけます。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB