12月21日 北大路魯山人(芸術家)

持ち味を生かせ

北大路 魯山人(きたおおじ ろさんじん、1883年(明治16年)3月23日 – 1959年(昭和34年)12月21日)は、日本の芸術家。晩年まで、篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家などの様々な顔を持っていた。

魯山人には全生活を美に染めた千利休と同様の嗜好を感じる。料理は芸術であり、魯山人は芸術家として一つのジャンルを極めていった。芸術の革新者だった。この日本料理の世界伝播を予言した天下一の料理人・魯山人の料理の神髄は「持ち味を生かせ」だった。日本料理では様々の旬の食材を使う。食材一つ一つの個性を大事にしながら、総体としての料理を見事に仕上げる。それが料理人の醍醐味であるという。人の世も同じだ。それぞれの持ち味を生かすことが重要だ。

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