10月31日 インディラ・プリヤダルシニー・ガンディー(政治家、第5代、8代インド首相)

わたしの命がわが国のためになるなら、わたしはそれを厭いません。もしわたしが今日死ぬとしても、わたしの血の一滴一滴がわが国を元気づけてくれるでしょう

インディラ・プリヤダルシニー・ガンディー(Indira Priyadarshini Gandhi /1917年11月19日 – 1984年10月31日)は、インドの女性政治家で第5代、8代首相。
父はインドの初代首相であるジャワハルラール・ネルーは、息子にインド第9代首相を務めたラジーヴ・ガンディー、及びサンジャイ・ガンディーがおり、この政治家一族は「ネルー・ガンディー王朝」と呼ばれるようになった。「インド独立の父」マハトマ・ガンディーとの血縁関係はない。

自らが凶弾に斃れることを予想していたように緊迫した政治情勢の中で、政治家・インディラ・ガンディーの、この使命感と決意に頭が下がる。この一族の果たした役割と悲劇を思わずにはいられない。

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10月30日 豊田佐吉(発明家、実業家)

障子を開けてみよ。外は広いぞ

豊田 佐吉(とよだ さきち、1867年3月19日(慶応3年2月14日) – 1930年(昭和5年)10月30日)は、日本の発明家、実業家。豊田式木鉄混製力織機(豊田式汽力織機)、無停止杼換式自動織機(G型自動織機)をはじめとして、生涯で発明特許84件、外国特許13件、実用新案35件の発明をした。豊田紡織(現 トヨタ紡織)、豊田紡織廠、豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)を創業、今日のトヨタグループの創始者である。

現在隆盛を誇るトヨタ自動社の礎は、佐吉の特許権によって築かれた。この自動織機の発明者は、時代をよく睨んでいた。織機の次の時代は自動車の時代だとして、後継者・喜一郎に方向と資源を与えた。狭い室内に留まることなく、障子を開けて外を見よという言葉には、大いに刺激を受ける。

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10月29日 武野紹鴎(豪商、茶人)

茶の湯者の茶人めきたるはことの外にくむこと

武野 紹鴎(たけの じょうおう、文亀2年(1502年) – 弘治元年閏10月29日(1555年12月12日))は、戦国時代の堺の豪商(武具商あるいは皮革商)、茶人。正しくは紹鷗だが、一部の日本語環境では表示できないため、本項では「武野紹鴎」と表記する。

千利休の師である紹鴎の法度12か条は門弟の茶人に与えた戒めであるが、すべて人の世を渡る処世の秘訣でもある。

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10月28日 小林中(実業家)

日本開発銀行は政府金融機関ですから政党その他から多くの注文がくると思いますが、私は一切引き受けません。たとえ総理からでもお断りしますが、それで良ければお引き受けします

小林 中(1899年(明治32年)2月17日 – 1981年(昭和56年)10月28日)は日本の実業家。初代日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)総裁。戦後の財界において影の財界総理と称されるほどの実力者であった。愛称はコバチュー。

1951年(昭和26年)、日本開発銀行の設立に伴い、首相の吉田茂は親友の宮島清次郎の推挙により、小林に初代総裁の白羽の矢を立てる。この言葉は、吉田首相との会談の席上、小林が述べた言葉である。そしてアメリカのドッジからの圧力にひるむことなく、基幹産業へ直接投資を断行していった。役職を引き受ける時の本分を貫こうとする姿勢と、引き際の良さが光る名経営者だった。こういった出処進退の哲学と実行が、晩年にいたるまで、アラビア石油社長(1968年(昭和43年))、日本航空会長(1973年(昭和48年))をはじめ、数多くの役職に就任し、財界の世話役、相談役として活躍できた原因である。

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10月27日 吉田松陰(勤王家、思想家、教育者)

凡そ人一日この世にあれば、一日の食を喰らい、一日の衣を着、一日の家に居る。なんぞ一日の学問、一日の事業を励まざらんや

吉田 松陰(よしだ しょういん、文政13年8月4日(1830年9月20日)ー 安政6年10月27日(1859年11月21日)満29歳没)幕末の勤王家・思想家・教育者。長州生まれ。江戸に出て、安積艮斎、山鹿素水、佐久間象山らに学ぶ。安政元年下田の米艦に搭乗を計り失敗、投獄ののち生家に幽閉されるが、ここで松下村塾を開く。討幕論を唱え、老中間部詮勝暗殺を画策して投獄され、安政の大獄により獄中で刑死した。安政6年(1859)没、享年30。「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置まし大和魂」が有名な辞世の句だ。

「凡そ生まれて人たらば宜しく禽獣に異なる所以を知るべし」と言い、学問を「飛耳長目」のへ道と考えた松陰は、平戸では80冊、長崎では26冊を読んだ。そして獄中にあっても経学と史学に没頭し1年2ヶ月で492冊を読破している。松陰は様々の論者の主張同士の関係を自分の頭で考え抜き、その中から独自の思想の体系を築いていった。その松陰の勉強法は、「読書しつつ、要点を一一抄録する」ことであった。

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10月26日 伊藤博文(武士、政治家)

不断にあらず、容易に断ぜずなり

伊藤 博文(天保12年9月2日(1841年10月16日) – 明治42年(1909年)10月26日)は、日本の武士(長州藩士)、政治家。位階勲等爵位は従一位大勲位公爵。幼名は利助(りすけ)、後に松下村塾で師の吉田松陰から俊英の俊を与えられ俊輔と名乗った。大日本帝国憲法の起草の中心となる。初代(44歳。史上最年少)・第5代・第7代・第10代の内閣総理大臣および初代枢密院議長、初代貴族院議長、初代韓国統監を歴任した。内政では、立憲政友会を結成し初代総裁となったこと、外交では日清戦争の勝利に伴う日清講和条約の起草・調印により清國から朝鮮を独立させた。1909年、ハルビンで朝鮮民族主義活動家の安重根に暗殺された。享年68。

伊藤は吉田松陰、高杉晋作、大久保利通等の薫陶を得ながら、明治国家の建設に関わる数々の仕事をこなしていった。自分がものごとを容易に決めないのは、決断力がないということではないのだ。政治には熟慮が必要であり、血気の中にものごとを簡単に断定してはならないのだ。冒頭の伊藤の言葉には、決断に細心の注意を払った姿がある。師と仕事に恵まれ、時代とともに成長を続け、明治日本の大立て者になった伊藤博文は、熟慮断行の人であった。

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10月25日 渋沢敬三(財界人、民俗学者、日本銀行総裁、大蔵大臣)

職務は、忠実に完璧に望まれた以上のことをやる。しかし、残りの時間と金は使いたいように自由に使う

渋沢 敬三(しぶさわ けいぞう、正字体:澁澤 敬三、1896年(明治29年)8月25日 – 1963年(昭和38年)10月25日)は、日本の財界人、民俗学者、第16代日本銀行総裁、大蔵大臣(幣原内閣)、旧子爵。渋沢敬三は渋沢栄一の孫。アチック研究所設立。全68巻の「渋沢栄一伝記資料」を30年かけて完成。52年間で480回もの旅をした。学問のパトロンでもあった。

渋沢は二足のわらじという非難を浴びると、民俗学の研究は碁やゴルフと同じだと反論していた。「昭和39年以来相撲を見たことがない。、、ベースボール・マッチを見たことがない。ゴルフは行かぬ。碁、将棋はしない。マージャンは一ぺんもやらない」との考えで時間を捻出したのである。このパトロンのおかげで民俗学と民族学が花開いたのだ。民族学博物館構想の最終ランナーが、国立も民族学博物館を創った梅棹忠夫である。

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10月24日 北杜夫(小説家、エッセイスト、精神科医、医学博士)

わかりきったようなことに直深い謎を見い出せるのは選ばれた人たちだ

北 杜夫(きた もりお、本名:斎藤 宗吉(さいとう そうきち)、1927年5月1日 – 2011年10月24日)は、日本の小説家、エッセイスト、精神科医、医学博士。祖父は医師で政治家の斎藤紀一。父は紀一の養子で、歌人で医師の斎藤茂吉。兄はエッセイストで精神科医の斎藤茂太。娘はエッセイストの斎藤由香。27歳で「幽霊」を自費出版。33歳、「どくとるマンボウ航海記」(中央公論社の宮脇俊三が編集者)がベストセラーに。「夜と霧の隅で」で芥川賞。34歳、「楡家の人びと」執筆開始。37歳、刊行。

学生時代、北杜夫のどくとるマンボウシリーズを熱心に読んだ記憶がある。一方で「楡家の人々」という大作にも触れた。躁鬱病と自らを診断したこの医者兼作家は、「わかりきったようなことになお深い謎」を見いだすことが、創造の鍵だと知っていた。確かに、常識を疑うことが契機になる。我疑う、ゆえに我あり、だ。

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10月23日 セザンヌ(画家)

私は絵を描きながら死にたい。描きながら死にたい

ポール・セザンヌ(Paul Cézanne, 1839年1月19日 – 1906年10月23日(墓碑には10月22日と記されているが、近年は23日説が有力))は、フランスの画家。

「私は絵を描きながら死にたい。描きながら死にたい」と言っていたセザンヌは、1906年、本当に絵を描きながら死んだ。

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10月22日 岩田弐夫(経営者)

平凡の凡を重ねよ、いつかは非凡になる

岩田 弐夫 (いわた かずお、1910年2月18日 – 1992年10月22日)は、昭和-平成時代の経営者。昭和9年東京電気(現東芝)に入社。石坂泰三社長の秘書をつとめる。土光(どこう)敏夫社長に抜擢(ばつてき)されて専務となり、51年社長。不採算部門の見直し,関連会社の経営刷新などで同社の基盤を強化した。63年日本たばこ産業の初代会長。平成4年10月22日死去。82歳。愛知県出身。

平凡の凡を重ねて行くと、いつか非凡になっている自分を発見する。この考えは私のもっとも愛する言葉の一つだ。凡才を自覚するものにとって、勇気をもらえる名言である。この路線で行くしかない。

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