11月30日 水木しげる(漫画家)

好きな道で六十年以上も奮闘して、ついに食いきった

水木 しげる(1922年3月8日 – 2015年11月30日)は、日本の漫画家。文化功労者、傷痍軍人。代表作の「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」などを発表し、妖怪漫画の第一人者となる。

水木しげるは好きな漫画の道で一生を食い切ったと述懐している。漫画家になろうとしたとき、すでに同世代の手塚治虫は大スターだった。水木はひそかに手塚をライバルとして妖怪漫画を描き続ける。資料を買い込み、想像力を働かせ、自転車操業を続けた。そして難しいこの道で食い切った。漫画を描くことはまぎれもなく総合力の必要な知的生産であり、参考にすべきことが多い。

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11月29日 王陽明(儒学者、思想家、高級官僚、武将)

山中の賊を破るは易し。心中の賊を破るは難し

王 陽明(おう ようめい、 成化8年9月30日(1472年10月31日) – 嘉靖7年11月29日(1529年1月9日)は、中国の明代の儒学者、思想家、高級官僚、武将。

形のある、目で見える敵を倒すことは難しくはない。しかし、心の中に生ずる暗雲を払い去ることはなかなか難しいことだ。そう王陽明は冒頭の言葉で語っている。名将であったあった王陽明の言葉だけに重いものがある。心中の敵を破るにはどうしたらよいのか。仕事に即して、事上錬磨し、工夫を重ね、良知を発揮する。知行合一が歩むべき道であろう。

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11月28日 白洲次郎(終戦連絡中央事務局次長、経済安定本部次長、貿易庁長官)

人間は地位が上がれば上がるほど、役得を捨て役損を考えろ

白洲 次郎(しらす じろう、1902年2月17日 – 1985年11月28日)は、終戦連絡中央事務局次長、経済安定本部次長、貿易庁長官、東北電力会長などを歴任した。

「マッカーサーを叱った男」として有名な白洲次郎は、冒頭の「役得と役損」を語っている。役職があがると役得があると勘違いしている人が多い。実は逆なのだ。自分を捨てて人に譲ることが多くなるのだ。それを次郎は役損と表現した。そうなのだ、地位が上がると役損を考えるべきである。

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11月27日 昇地三郎(教育者、教育学者)

オシャレをしなくなった日から老いが始まる

曻地 三郎(しょうち さぶろう、1906年(明治39年)8月16日 – 2013年11月27日、旧姓:山本三郎)は、日本の教育者、教育学者。教育学・心理学・精神医学が専門。私財を投じて日本初の知的障害児通園施設しいのみ学園を設立、運営した。享年107。

しいのみ学園の昇地三郎は奇抜な格好をしていたが、それは意識したアンチエイジングだったのか。十大習慣健康法、十大教育原理など、この人の前向きの人生の言葉に耳を傾けたい。

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11月26日 小村寿太郎(外交官、政治家)

うその外交は骨がおれるし、いつかはばれるが、つねに誠をもって押し通せば、たいした知恵もつかわずに済む

小村 壽太郎(こむら じゅたろう、安政2年9月16日(1855年10月26日) – 1911年(明治44年)11月26日)は、日本の外交官、政治家。外務大臣、貴族院議員などを務めた。侯爵。新字体で小村寿太郎とも表記される。初代拓務次官の小村欣一は長男。

短躯(1メートル43センチ)、病弱、崩壊した家庭、父の負債からくる驚きべき貧乏、小藩の出身、などのあらゆるハンディを背負った小村は、外相として日本の危機を救った。小村寿太郎の外交の要諦は、「誠」であった。うそをつかず、誠心誠意でものごとにあたっていく。それを生涯貫いたこの人は偉い人であった。

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11月25日 三島由紀夫(小説家、劇作家、随筆家、評論家、政治活動家)

嫉妬こそ生きる力だ

三島 由紀夫(みしま ゆきお、本名:平岡 公威(ひらおか きみたけ)、1925年(大正14年)1月14日 – 1970年(昭和45年)11月25日)は、日本の小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。戦後の日本文学界を代表する作家の一人であると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、海外においても広く認められた作家である

三島の名言は逆説的で文学的なものが多いが、「嫉妬」に関するこの言葉には、力強さを感じる。羨望と嫉妬こそが、無限のエネルギーの源かも知れない。

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11月24日 西園寺公望(公家、政治家、教育者)

旦那寺食わしておいてさてと言い

西園寺 公望(さいおんじ きんもち、嘉永2年10月22日(1849年12月6日) – 昭和15年(1940年)11月24日)は、日本の公家、政治家、教育者。位階・勲等・爵位は従一位大勲位公爵。雅号は陶庵、不読、竹軒。

公債を募集することになったとき、実業家たちを総理官邸に招き宴会を開いた。最初の挨拶は「旦那寺食わしておいてさてと言い」から始めて感心させた。こういうユーモアは威力がある。

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11月23日 樋口一葉(小説家)

あの源氏物語は立派な作品ですが、私と同じ女性です。あの作品の後に、それに匹敵する作品が出てこないのは、書こうとする人が出てこないからです。今の時代には今の時代のことを書き写す力のある人が出て、今の時代のことを後世に伝えるべきであるのに

樋口 一葉(ひぐち いちよう、1872年5月2日(明治5年3月25日)- 1896年(明治29年)11月23日)は、日本の小説家。東京生まれ。本名は夏子、戸籍名は奈津。中島歌子に歌、古典を学び、半井桃水に小説を学ぶ。生活に苦しみながら、「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」といった秀作を発表。24歳6ヶ月で肺結核により死去。

一葉は「千年の後にまで残そうとする大切な名声」という大志を抱いており、それを短い生涯で実現したのである。

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11月22日 大宅壮一(ジャーナリスト、作家、評論家)

ライフワークを手がけるのが10年遅かった

大宅 壮一(おおや そういち、1900年(明治33年)9月13日 – 1970年(昭和45年)11月22日)とは、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家、評論家。妻は大宅壮一文庫の理事長を務めた大宅昌、三女はジャーナリストの大宅映子。

この大宅壮一にして「ライフワークを手がけるのが10年遅かった」と最後に語っている。突出した名著、満足できる書物を遺すことができなかったのか。高齢社会においては、「ライフワークをつくりましたか」、この問いが重要になる。

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11月21日 森信三(哲学者、教育者)

人はすべからく、終生の師を持つべし。真に卓越する師をもつ人は、終生道を求めて歩き続ける。その状あたかも、北斗七星をのぞんで航行する船の如し

森 信三(もり のぶぞう(通称しんぞう)、1896年(明治29年)9月23日 – 1992年(平成4年)11月21日)は、日本の哲学者・教育者。

師を持て。第一等の師を探せ。それが見つかったなら、その師の思想を読み抜き見識を磨け。その師を満天の星空に不動の位置をしめる北斗七星として人生を航行すべきである。教育者・森信三の言葉には感銘を受けるものが多い。

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