3月4日 北村西望(彫刻家)

たゆまざるあゆみおそろしかたつむり

北村 西望(きたむら せいぼう、1884年(明治17年)12月16日 – 1987年(昭和62年)3月4日)は、日本の彫刻家。

自分はうさぎではない、自分は亀である、と自覚する人はいる。しかし、自分を動いているかわからないような、あのかたつむりになぞらえる人は聞かない。ここに北村の業績の秘密がある。

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3月3日 正宗白鳥(小説家、劇作家、文学評論家)

私も青春のことを懐かしみ、若い人を羨むことがあるが、しかし、もう一度若くなって世の中を渡ってこなければならぬと思うと、何よりも先に煩わしい思いがする

正宗 白鳥(まさむね はくちょう、1879年(明治12年)3月3日 – 1962年(昭和37年)10月28日)は、明治から昭和にかけて活躍した小説家、劇作家、文学評論家。

若い時代に戻りたいという人はいる。しかし、あの先の見えない、疾風怒濤の、迷いの多い、そして無数の選択を突きつけられた、あの時代に本当に戻りたいだろうか。煩わしい、そして怖い感じもある。それだけ世の中を渡ることは危険に満ちている。白鳥の告白に私も共感する。

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3月3日 下岡蓮杖(写真家、画家)

この世の中には先生と呼ばれる多くの人がいる。自分も早く先生と呼ばれる人になりたい。

下岡 蓮杖(しもおか れんじょう、文政6年2月12日(1823年3月24日) – 1914年3月3日)は、日本の写真家(写真師)、画家。

下岡蓮杖は、多くの分野の挑戦者として一生を送った。先駆けることが先生への道であった。いつしか、自然にまわりの人たちが「先生」という尊称で呼ぶようになっただろう。

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3月2日 渡辺晋(実業家、芸能プロモーター)

いいよ。好きにしなさい。ただこれだけは覚えておいてくれ。人間は金で生きているんじゃない。人間は心で生きているんだよ

渡辺 晋(わたなべ しん、1927年3月2日 – 1987年1月31日)は、日本の実業家・芸能プロモーター。ベーシスト。日本の芸能事務所の草分け的存在にあたる渡辺プロダクション(通称:ナベプロ)の創業者。

この「人間は金で生きているんじゃない。人間は心で生きているんだよ」は、人気タレントが去るときの言葉である。「シャボン玉ホリデー」や「ザ・ヒットパレード」、「スーダラ節」の成功などでわかるように、先見性と大衆の心を読み取るセンスがあり一時代を画したナベプロの渡辺晋の伝説は生きている。

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3月2日 村野四郎(詩人)

私は、はじめから、文学というものは実業による経済的な防波堤の内側でなすべきものと決めていた

村野 四郎(むらの しろう、1901年(明治34年)10月7日 – 1975年(昭和50年)3月2日) は、日本の詩人。

50代後半の1959年に刊行された村野四郎の「亡羊記」は、読売文学 賞を受賞する。実業で身を護りながらアフターファイブに文学に努力し、最後は詩人として歴史名を残す。村野四郎は、その思いを日々の精進の中で遂げていった。実に見事な人生である。この人の生き方は、もっと研究する価値がある。

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3月1日 菊田一夫(劇作家、作詞家)

これが一生の仕事だと思うこと。舞台こそが我が命の場であると思うこと

菊田 一夫(きくた かずお、1908年3月1日 – 1973年4月4日)は、日本の劇作家・作詞家。

商業演劇が光を放った昭和30年代後半から40年にかけては、まさに菊田一夫の時代であった。菊田は、舞台という一生の仕事に命をかけ、命を削った。数奇な運命をたどった菊田一夫は65歳で没した。

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3月1日 岡潔(数学者)

人は極端に何かをやれば、必ず好きになるという性質を持っています。好きにならぬのが不思議です。

岡 潔(おか きよし、1901年(明治34年)4月19日 – 1978年(昭和53年)3月1日)は、日本の数学者。

組織に属しているなら仕事は選べないことが多い。それにもかかわらず活躍している人はまるで天職のように振る舞い、輝いているのを目にする。こういう人は普通に仕事をこなしているのではなく、極端にそのテーマに取り組んでいるのだ。処理ではなく問題を解決しようとしているのである。問題の解決を面白がっているのだ。高いレベルで問題を解決するクセがをつける、そういう経験が積み重なっていくことがキャリアを磨くということなのだ。

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