8月12日 淡谷のり子(歌手)

あたしはね、やれるところまでやりますよ。歌と一緒に死んで行かなきゃいけない、と昔から思ってるんだ

淡谷 のり子(あわや のりこ、1907年8月12日 – 1999年9月22日)は、青森県青森市出身の女性歌手。日本のシャンソン界の先駆者であり、ブルースと名の付く歌謡曲を何曲も出した由縁から「ブルースの女王」と呼ばれた。

「自分から逃げれば逃げるほど、生きがいも遠ざかる」
「 レコード大賞も歌手を堕落させる原因ね。賞を取ればギャラも上がるから血眼でしょう。歌手はね、お金のために歌うようになったらおしまいよ」
「ブルースというものは、だれかが書いて、だれかが曲をつけて歌うもんじゃないの。黒人たちが自分の思いを自分の言葉で、自分のメロディーで叫んだ歌、それがブルースよ」とブルースの女王は語っている。
歌と一緒に死んでいく覚悟があるという気迫を感じる本物の歌手だった。

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第31回 鈴木大拙(音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』)

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8月12日 坂本九(俳優、タレント、歌手、司会者)

上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す春の日 一人ぼっちの夜 上を向いて歩こう にじんだ星の数を数えて 思い出す夏の日 一人ぼっちの夜 幸せは雲の上に 幸せは空の上に 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜、思い出す秋の日 一人ぼっちの夜 悲しみは星のかげに 悲しみは月のかげに 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜 一人ぼっちの夜

坂本 九(さかもと きゅう、1941年12月10日 – 1985年8月12日)は日本の俳優・タレント・歌手・司会者。愛称は九ちゃん(きゅうちゃん)。「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」、「明日があるさ」など数多くのヒット曲を出し、全世界におけるレコードの売上は1500万枚以上に達した。また、映画や舞台の俳優、テレビ番組の司会など活動は多岐に渡り活動していたが、1985年(昭和60年)8月12日の日本航空123便墜落事故に巻き込まれて急逝した。

歌は人の心を動かす。コンサートやテレビ番組をみるとその思いを強くする。剣よりもペンは強く、そのペンよりも歌は強く人の心に訴える。九ちゃんの「上を向いて歩こう」は、数ある歌の中でももっとも大きな影響を長く与え続けてきた歌の一つである。8月12日を迎えるたびに、渦中にいた私もその思いを強くする。あれから30年以上が経った。

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8月11日 古関裕而(作曲家)

テーマや詩を前にして、その情景を思い浮かべる。音楽がどんどん頭の中に湧いてくる

古関 裕而(こせき ゆうじ、 1909年(明治42年)8月11日 – 1989年(平成元年)8月18日)は、日本の作曲家。本名は古關 勇治。1969年(昭和44年)、紫綬褒章受章、1979年(昭和54年)、勲三等瑞宝章を受章。

「いつもふる里の吾妻山や信夫山、阿武隈川を思い出して作曲してきました」
「福島市に生まれ育って本当に良かった」と述懐している古関裕而は、和室の書斎で故郷の情景を思い浮かべながら、曲を作り続けた。人がふと口ずさむ歌は、その人の心に深く影響を与えている証拠だ。年月を越えてなお人々を励ましてきたメロディーを誰よりも多く生み出した古関裕而は今なお生き続けている。

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8月11日 アンドリュー・カーネギー (実業家)

職業はなんでもいい、ただ第一人者たるを心がけよ

アンドリュー・カーネギー(1835年11月25日-1919年8月11日)は、「鋼鉄王」と称されたアメリカの実業家(出身はスコットランド)。「カーネギー財団」の設立者。

職業選択、入社する企業の選択、こういったものは考えれば考えるほど難しくなる。人生の決断を重大に扱わずに、もっと軽く考えることも必要だ。すべてを知って選ぶということはあり得ない。だから縁のあった職業に就いてみる。そしてそこで第一人者になる努力をする。それが職業人生を充実させることになる。カーネギーのこの言葉は、それを端的に示してくれる名言である。

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8月10日 ハーバート・フーバー(アメリカ合衆国の第31代大統領)

政府に誠実さが欠けていれば、全国民の道徳も毒される

ハーバート・クラーク・フーヴァー(Herbert Clark Hoover, 1874年8月10日 – 1964年10月20日)は、アメリカ合衆国の第31代大統領。

「政府のもつ唯一の機能は、民間企業の有益な発展にとって好ましい状況をもたらすことである」とも語っていたフーバーは、 政府のあるべき姿を確信していた。そして冒頭の言葉のように、政府の誠実な政策履行がなければ、国民の道徳は乱れると考えていた。一国の興亡はこの点にかかっているのである。だから組織の運命を決する人たちは、自らの誠実さを貫くことによって、組織全体の倫理観を高めていくことが重要だ。それが失われれば、組織の退廃と滅亡は避けることができない。

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8月10日 江國 滋(演芸評論家、エッセイスト、俳人)

おい癌め 酌みかはそうぜ 秋の酒

江國 滋(えくに しげる、1934年8月14日 – 1997年8月10日)は、東京出身の演芸評論家、エッセイスト、俳人。俳号は滋酔郎。日本の演芸評論家、エッセイスト、俳人。東京出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部員として勤務したのち退社。雑誌『寄席fan』編集に関わったのち文筆活動に専念した。俳人としても活躍し、日本経済新聞の投句欄「日経俳壇」の選者を長年務めた。作家江國香織の父。

この俳句は、癌に冒された江國滋が、吐いた名句である。62歳という若さでこの世を去ったが、その前に酒好きだった江國がその癌を友人として捉え、一緒に秋の夕べをしんみりと過ごそうという凄みのある句だ。彼の名句は山ほどあるが、これが最高傑作だろう。

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8月9日 後藤田正晴(官僚、政治家)

嫌いな人間だが、一緒に仕事はする

後藤田 正晴(ごとうだ まさはる、1914年8月9日 – 2005年9月19日)は、日本の内務・警察・防衛・自治官僚、政治家。

人間に好き嫌いはある。好きな人たちだけで仕事ができるならどんなにいいかと想像することがある。しかしそれでは物事は成就しない。好き嫌いを超えて、あらゆる人と一緒に事にあたらなければならないのが真実だ。その真理を仕事師・後藤田正晴は教えてくれる。

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8月9日 大河内一男(経済学者、東京大学総長)

太った豚になるよりは、痩せたソクラテスになれ

大河内 一男(おおこうち かずお、1905年1月29日 – 1984年8月9日)は、日本の経済学者。専攻は社会政策。東京大学総長。専修大学学長。東京大学名誉教授、日本学士院会員。

最高学府を出た君たちは、満足した太った醜い豚になるな、そうではなく世を憂う精神生活の活発な大人になれ。そういう訓示である。東大総長の言葉はそれ以降もマスコミに取り上げられたが、この言葉ほど世間にインパクトを与えた言葉は無いように思う。平成28年3月の五神総長は「知のプロフェッショナル」「集合知としての東京大学」と述べているが、やはり大河内総長の豚とソクラテスの警句は簡潔で刺さる。警世の言葉だからだろう。ペンは剣よりも強い。

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8月8日 植草甚一(欧米文学、ジャズ、映画の評論家)

一冊でもよけいに外国の本を読んで、出来るだけ覚え書きをつくり出来たら、いつかこれを整理して、まとまったものにして残したいのが私の唯一の野心である

植草 甚一(うえくさ じんいち、1908年(明治41年)8月8日 – 1979年(昭和54年)12月2日)は、欧米文学、ジャズ、映画の評論家。通称“J・J氏”。

まだ東宝で仕事をしていた37歳の時に、「一冊でもよけいに外国の本を読んで、出来るだけ覚書をつくり出来たら、いつかこれを整理して、まとまったものにして残したいのが私の唯一の野心である」と述べた雑学の大家は、有名な東宝争議をきっかけに退社し、それ以降30年余にわたってその野心をエネルギーにあらゆる分野に首を突っ込み、雑学の巨人となって、多くの若者に影響を与えた。

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