8月8日 柳田國男(民俗学者、官僚)

お祝いなぞしてはならん。これを機会に共同研究をやるならよろしい

柳田 國男(やなぎた くにお、1875年(明治8年)7月31日 – 1962年(昭和37年)8月8日)は、日本の民俗学者・官僚。現在の兵庫県神崎郡福崎町生まれで、最晩年に名誉町民第1号となった。

日本民俗学の組織化と体系化を、独学を目指し独力で柳田学を確立した柳田は、立ち止まることを潔しよしとはしない。お祝い、褒賞などに惑わされずに、機会を捉えて自らのテーマに邁進する姿が冒頭の言葉から感じることができる。

【お知らせ】
この番組のもとになった書籍『偉人の命日366名言集―人生が豊かになる一日一言』をポッドキャストリスナーへ特別価格で販売いたします。
久恒啓一オンライン書店』(https://hisatune.official.ec/items/9322532)にアクセスして、クーポンコード入力欄に『MEIGEN』と入力いただくと500円引きでご購入いただけます。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB

8月7日 武見太郎(医師)

次のような人は順番にかかわりなく、直ぐに診察します。一、特に苦しい人、一、現役の国務大臣、一、80歳以上の高齢の人、一、戦時職務にある軍人

武見 太郎(たけみ たろう、1904年8月7日 – 1983年12月20日)は、日本の医師である。日本医師会会長、世界医師会会長を歴任した。

戦時中、そして戦後も、銀座4丁目の武見の診療所に貼ってあったのが冒頭の方針を書いた張り紙である。幸田露伴、西田幾多郎、鈴木大拙、幣原喜重郎などもかかっていた。この張り紙のとおり、近衛文麿首相も首相を辞めた後は、行儀正しく順番を待っていたらしい。実際の診療場面では意外にやさしかったらしい。「ぼくがすれば痛くないよ」と声をかけながら診察を進めた。軽いスキンシップをしながら、いつもニコニコして「大丈夫、大丈夫」と声をかけた。患者の質問には丁寧に答えた。ケンカ太郎は、また情けと涙の人でもあったことがわかる言葉でもある。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月7日 岸信介(政治家、官僚)

内閣というものは、時期が長いのが偉いんじゃなしに、何をしたかということが問題であってね

岸 信介(きし のぶすけ、1896年〈明治29年〉11月13日 – 1987年〈昭和62年〉8月7日)は、日本の政治家、官僚。

この言葉はトップの心構えのように聞こえるが、個人についても当てはまる警句である。お前は何をしに生まれてきたか。お前は何をしたか。

【お知らせ】
この番組のもとになった書籍『偉人の命日366名言集―人生が豊かになる一日一言』をポッドキャストリスナーへ特別価格で販売いたします。
久恒啓一オンライン書店』(https://hisatune.official.ec/items/9322532)にアクセスして、クーポンコード入力欄に『MEIGEN』と入力いただくと500円引きでご購入いただけます。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB

8月6日 テニスン(詩人)

自分に対する尊敬、自分についての知識、自分に対する抑制、この三つだけが人生を導き、生活に絶対の力をもたらす

初代テニスン男爵アルフレッド・テニスン(Alfred Tennyson, 1st Baron Tennyson, 1809年8月6日 – 1892年10月6日)は、ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人。美しい措辞と韻律を持ち、日本でも愛読された。

自分への尊敬と知識と抑制。つまり自分をよく知り、自分を大事にせよということだろう。それが人生を航海するための羅針盤だ。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月6日 ベン・ジョンソン(劇作家、詩人)

世の中が悪いと 不平を言うのは 間違っている。 優秀な人間が 無視され続けた例は、 見たことがない。 成功できないのは、 たいてい本人のせいなのだ

ベン・ジョンソン(Ben Jonson, 1572年6月11日 – 1637年8月6日)は、17世紀イギリスの劇作家・詩人で、シェイクスピアと同時代人。1616年イギリス王家から年金付きの桂冠詩人の称号をはじめて授与された。

シェイクスピアの追悼文を書いていることでも知られるこの詩人の言葉はさすがに本質をつく。努力し、実績をあげ、有能さを示している、そういう人を世間は放っておかない。

【お知らせ】
この番組のもとになった書籍『偉人の命日366名言集―人生が豊かになる一日一言』をポッドキャストリスナーへ特別価格で販売いたします。
久恒啓一オンライン書店』(https://hisatune.official.ec/items/9322532)にアクセスして、クーポンコード入力欄に『MEIGEN』と入力いただくと500円引きでご購入いただけます。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB

8月5日 壺井栄(小説家、詩人)

桃栗3年 柿8年 柚の大馬鹿18年

壺井 栄(つぼい さかえ、旧姓:岩井、女性、1899年(明治32年)8月5日 – 1967年(昭和42年)6月23日)は小説家・詩人。主に小説および児童文学(童話)を主領域に活躍した作家で、戦後反戦文学の名作として後に映画化された『二十四の瞳』の作者として知られる。

「桃栗3年 柿八年  柚の大馬鹿18年」、これが遅咲きの栄の座右の銘である。自身は柚であると認識していたのだ。亡くなる直前の最後の言葉は「みんな仲良く」だった。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

第30回 梅棹忠夫(音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』)

音声講座 受付中

「なんにもしらないことはいいことだ。自分の足で歩き、自分の目で見て、そのけいけんから考えを発展させることができるからだ。知識は、あるきながらえられる。あるきながら本をよみ、よみながらかんがえ、かんがえながら、あるく。これは、いちばんよい勉強のほうほうだと、わたしはかんがえている」

『ビジネスに活かす偉人』第30回は、生態学者、民族学者の梅棹忠夫です。
ビジネスパーソンにとってとても勉強になる講座です。

詳細は下記のページを御覧ください。
https://meigen.koelab.net/

本編でお会いできるのを楽しみにしています。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB

8月5日 本田宗一郎(実業家、技術者)

やってもせんに! とべ!

本田宗一郎(ほんだ そういちろう、1906年(明治39年)11月17日 – 1991年(平成3年)8月5日)は、日本の実業家、技術者。輸送用機器メーカー本田技研工業(通称:ホンダ)の創業者。

この根っからの技術者は、現場が好きだった。そして技術者との議論が好きだった。アイデアを実作によって試して試して、工夫を重ねた。難題に挑み続けた本田宗一郎らしい言葉だ。

【お知らせ】
この番組のもとになった書籍『偉人の命日366名言集―人生が豊かになる一日一言』をポッドキャストリスナーへ特別価格で販売いたします。
久恒啓一オンライン書店』(https://hisatune.official.ec/items/9322532)にアクセスして、クーポンコード入力欄に『MEIGEN』と入力いただくと500円引きでご購入いただけます。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB

8月4日 シェリー(詩人)

人は前を見、後ろを見、ないものに恋い焦がれる

パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley、1792年8月4日 – 1822年7月8日)は、イングランドのロマン派詩人。

「私たちはどこから来たのか、なぜここに存在するのか?」という普遍的な問いをシェリーは詩の中で語っている。また「詩は、ひろくいえば、「想像力の表現」あると定義できよう」と言う。恋い焦がれる「ないもの」とは人が想像で生み出したものだ。そのあこがれを表現するのが詩である。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月4日 土光敏夫(エンジニア、実業家)

仕事の報酬は仕事である

土光 敏夫(どこう としお、1896年(明治29年)9月15日 – 1988年(昭和63年)8月4日)は昭和時代の日本のエンジニア、実業家。石川島重工業・石川島播磨重工業 社長、東芝 社長・会長を歴任、日本経済団体連合会第4代会長に就任し、「ミスター合理化」として土光臨調でも辣腕を振るった。他方、橘学苑の理事長、校長を創設者の母から引き継ぎ、「メザシの土光さん」としても親しまれた。

仕事に成果を残すと、もう一段自分が成長できる仕事が回ってくる。給与などはちっぽけなことだ。その連続と連鎖が大事なことだ。冒頭のこの言葉には仕事に対する叡智がこもっている。

【お知らせ】
この番組のもとになった書籍『偉人の命日366名言集―人生が豊かになる一日一言』をポッドキャストリスナーへ特別価格で販売いたします。
久恒啓一オンライン書店』(https://hisatune.official.ec/items/9322532)にアクセスして、クーポンコード入力欄に『MEIGEN』と入力いただくと500円引きでご購入いただけます。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB