10月22日 岩田弐夫(経営者)

平凡の凡を重ねよ、いつかは非凡になる

岩田 弐夫 (いわた かずお、1910年2月18日 – 1992年10月22日)は、昭和-平成時代の経営者。昭和9年東京電気(現東芝)に入社。石坂泰三社長の秘書をつとめる。土光(どこう)敏夫社長に抜擢(ばつてき)されて専務となり、51年社長。不採算部門の見直し,関連会社の経営刷新などで同社の基盤を強化した。63年日本たばこ産業の初代会長。平成4年10月22日死去。82歳。愛知県出身。

平凡の凡を重ねて行くと、いつか非凡になっている自分を発見する。この考えは私のもっとも愛する言葉の一つだ。凡才を自覚するものにとって、勇気をもらえる名言である。この路線で行くしかない。

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10月21日 江戸川乱歩(小説家)

運命の鬼は、甘い獲物を与えて、人の心を試すのだ。そして、ちょっとでも心に隙があったなら、大きな真っ黒な口を開いて、ガブリと人を呑んでしまうのだ

江戸川 乱歩(えどがわ らんぽ、旧字体:江戶川 亂步、男性、1894年(明治27年)10月21日 – 1965年(昭和40年)7月28日は、大正から昭和期にかけて主に推理小説を得意とした小説家・推理作家。戦後は推理小説専門の評論家としても健筆を揮った。日本推理作家協会初代理事長。探偵小説『怪人二十面相』、評論『幻影城』など。

冒頭の運命をめぐる警句には凄みがある。得意の絶頂にあるときこそ、危険などん底の割れ目に落ちる危険が待ち構えている。その鬼に呑まれた屍を私たちは人の世に無数にみることができる。

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10月21日 志賀直哉(小説家)

金は食って行けさえすればいい程度に取り、喜びを自分の仕事の中に求めるようにすべきだ

志賀 直哉(しが なおや、1883年(明治16年)2月20日 – 1971年(昭和46年)10月21日)。明治から昭和にかけて活躍した日本の小説家。白樺派を代表する小説家のひとりで、その後の多くの日本人作家に影響を与えた。代表作に「暗夜行路」「和解」「小僧の神様」「城の崎にて」など。宮城県石巻市生まれ、東京府育ち。

志賀直哉は「小説の神様」との尊称を受けている。無駄のない、淡々とした、乾いた名文には影響された作家も多い。冒頭の仕事への態度、住宅の好み、そして奈良の住居を見た時の感じも含めて、この人は仕事に没頭した、そして情に厚い無欲の人という印象を受ける。その人柄が、志賀直哉の文体に現れている。まさに、文は人なり、である。

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10月20日 河上肇(経済学者)

人はパンのみに生きるものに非ず、されどまたパンなくして生きるものに非ず

河上 肇(かわかみ はじめ、1879年10月20日 – 1946年1月30日)は、日本の経済学者。
美術人名辞典では「経済学者・社会思想家。山口県生。東大卒。ヨーロッパに留学中法学博士号を受け、帰国後京大教授となる。

『貧乏物語』では石川啄木の「働けど働けどわが暮らし楽にならず、じっと手を見る」を引用し格差社会の改革を貧困側から描き、格差を解消すべきとした。冒頭の「人はパンのみに生きるものに非ず」は広く人口に膾炙したが、続く「されどまたパンなくして人は生きるものに非ず」との対であったことを忘れてはならない。人の世のこの真実を念頭に生きていかねばならない。

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10月20日 吉田茂(外交官、政治家)

歴史を知らない国民は滅びる

吉田 茂(よしだ しげる、1878年(明治11年)9月22日 – 1967年(昭和42年)10月20日)は、日本の外交官、政治家。位階は従一位。勲等は大勲位。

富士山と皇室が日本だ、と語っていた吉田茂は、「歴史を知らない国民は亡びる」と語っていた。戦後の日本人は日本の歴史を学んでいるだろうか。特に近代から現代にかけての歴史観を持ち得ているだろうか。常に自らに問うべき至言である。

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10月19日 高橋荒太郎(経営者)

私は機会があれば何度でも経営方針を話します。なぜなら経営方針というものは、一度聞いただけではわからず、何回も何十回も聞いて分かるからです

高橋荒太郎(1903年10月19日-2003年4月18日)。昭和時代の経営者。
小学校卒業後、商店で丁稚として働きながら神戸商業補習学校を卒業。朝日乾電池にはいり、常務。業務提携先の松下電器(現パナソニック)に途中入社し、専務、副社長をへて、会長。松下幸之助の片腕として,フィリップス社との提携,経営管理体制の整備につとめた。

高橋荒太郎が言うように、リーダーは、方針について常に同じ話を繰り返し語り続けねばならない。繰り返し聞きながら、少しづつ理解が増していく。その都度、腑に落ちる部分が違う。自分の仕事や社会の動きの中で、自分の組織と自身の立ち位置が明らかになり、次第に確固たる信念として固まってくる。逆境を迎えた時、その確信がよりどころとなるのだ。「松下電器の大番頭」と呼ばれた高橋荒太郎は「会社を訪問したらトイレを見る。トイレが汚かったら、取引はしない」とも言う。そういった人柄に心酔する人は今も多い。

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10月19日 魯迅(小説家、翻訳家、思想家)

地上にもともと道はない。歩く人が多くなればそれが道になる

魯迅(ろじん、ルーシュン、1881年9月25日 – 1936年10月19日)は、中華民国の小説家、翻訳家、思想家である。

道というものは最初からあったわけではない。最初の人が歩いて、その後を多くの人が踏み固めて、それがいつか小さな小道となって皆が歩いた。何事も最初に歩いた人が偉い。井戸を掘った人に感謝するという言葉が中国にあるが、初めに何かに挑戦し、切り拓いた人がいたために、後世の人は恩恵を受けている。人の拓いた道ではなく、自分の道を歩け。この言葉は勇気を与えてくれる。

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10月18日 アンリ・ベルグソン(哲学者)

生存するということは変化することであり、変化するということは経験を積むことであり、経験を積むということはかぎりなく己れ自身を創造していくことである

アンリ・ベルグソン(1859年10月18日-1941年1月4日)。フランスの哲学者。
1927年にノーベル文学賞を受賞。20世紀半のフランスの知的世界の中心人物。

すぐに始めること、経験を積むこと、それを続けること、そして変化を持続すること、それが自分を創造することだ。この哲学者の人間観には賛成だ。人間とは進化を重ねる者であり、自分自身を創造する者である。

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10月18日 オルティガ・イ・ガセット(哲学者)

貴族とは、常に自己を超克し、おのれの義務とおのれに対する要求として強く自覚しているものに向かって、既成の自己を超えていく態度を持っている勇敢な生の同義語である

オルティガ・イ・ガセット(1883年5月9日--1955年10月18日)。スペインの哲学者。主著に「ドン・キホーテをめぐる思索 (Meditaciones del Quijote)」(1914年)、「大衆の反逆」 (La rebelión de las masas)(1929年)などがある。

「大衆の反逆」(ちくま学芸文庫)という名著は、現代を考える上で洞察に満ちている。ここでいう貴族とは、選ばれた者としての責任と義務を強く意識した人であり、高貴なる人を意味している。勤勉と怠惰、革新と堕落、賢者と愚者、、。貴族と大衆、自分はどちらになるのか。

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