12月26日 五代友厚(武士(薩摩藩士、実業家)

仕事は命がけや。死んでも仕事は残る。そういう仕事をせなあかん

五代 友厚(ごだい ともあつ。天保6年12月26日(1836年2月12日-1885年9月25日)は、江戸時代末期から明治時代中期にかけての日本の武士(薩摩藩士)、実業家。

「地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ」という五代友厚は、死んでも残る仕事として、大阪経済の近代化という大きな目的に立ち向かった。「死んでも五代の築いた大阪は残る」と語り、実際に歴史に名を刻んでいる。後に残る仕事をしようとしているか、そして自分に負けずに達成したか、それが問題なのだ。五代友厚の生き方と残した言葉には、強く迫ってくるものがある。

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12月26日 白洲正子(随筆家)

今は命を大切にすることより、酒でも遊びでも恋愛でもよい、命がけで何かを実行してみることだ。そのときはじめて命の尊さと、この世のはかなさを実感するだろう

白洲 正子(しらす まさこ、1910年(明治43年)1月7日 – 1998年(平成10年)12月26日)は随筆家。

命をかけて、命を燃焼させて、何ごとかを為せ。そのとき初めて命の尊さ、そしてはかなさがわかる、という。晩年に近づくほどいい仕事をした白洲正子のこのメッセージは重く響く。

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12月25日 白隠慧鶴(禅僧)

煩悩即菩提

白隠 慧鶴(はくいん えかく、貞享2年12月25日(1686年1月19日) – 明和5年12月11日(1769年1月18日))は、臨済宗中興の祖と称される江戸中期の禅僧である。

子どもの頃に聴かされた地獄の責め苦が恐ろしくこれを避けるために出家を決心し、大悟するまで、白隠は悩み、苦しむ、増上し、慢心する。その折々に励ました、また戒めた言葉がある。それが道中の工夫は静中に勝ること百千億倍であるという意味の「道中工夫」と、「煩悩即菩提」である。この意味は「大きな迷いがあれば、大きな悟りがある。問題のないところに答えはない」である。迷いのない人生は悟りのない人生だ。できるだけ大きく迷え。大きな迷いが大きな悟りを得た白隠をつくったのだ。気を楽にして大いに迷おうではないか。

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12月25日 チャプリン(映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー、作曲家)

次の作品です

チャップリン(1889年4月16日 – 1977年12月25日)は、イギリス出身の映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー、作曲家である。左利き。世界の喜劇王。

「あなたの最高の傑作は?」という問いにチャプリンは「次の作品です」と答えた。常に次の仕事を自身の最高にしようとしていた。この心がけは見習いたい。実績を積むと、心が緩んで仕事が雑になる人が多いが、この人は手を抜かず、今まで身につけた経験と知恵を総動員して、最高のパフォーマンスをあげようとした。これが「世界の」という形容詞をつけられるほどの偉大さの源がある。

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12月24日 鈴木貫太郎(海軍軍人、政治家)

永遠の平和、永遠の平和

鈴木 貫太郎(すずき かんたろう、慶応3年12月24日(1868年1月18日) – 昭和23年(1948年)4月17日)は、日本の海軍軍人、政治家。

死の直前には「永遠の平和、永遠の平和」と非常にはっきりした声で二度繰り返したという。関宿町の実相寺に葬られた遺灰の中には二・二六事件の時に受けた弾丸が混ざっていた。総理退任後に住んだ千葉県野田市の質素な家が記念館になっている。そこで永遠の平和のために尽力した鈴木貫太郎を偲びたい。

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12月24日 加藤唐九郎(陶芸家、陶磁史研究家)

大家といわれる人たちは、年取るほど作品が若くなってくる。ゲーテ然り、トルストイ然り

加藤 唐九郎(かとう とうくろう、1897年(明治30)7月19日(※戸籍上は1898年(明治31)1月17日) – 1985年(昭和60)12月24日)は陶芸家、また陶磁史研究家。

あらゆる分野の大家たちは、年をとる、というよりも「年輪」を重ねるという姿で晩年を過ごしているのだ。自身を日々革新し、芸術革命を担っているという意識なのであろう。加藤唐九郎の日記はもう出ただろうか。読みたいたいものだ。

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12月23日 森戸辰男(学者、社会思想家、教育者)

何といっても教育の中心は教師です。いかによい制度ができても、いくらよい指導精神が紙の上ででき上がりましても、いくらよいカリキュラムや教育方法が考案されましても、よい教師がいなければよい教育は行えません

森戸 辰男(もりと たつお、1888年(明治21年)12月23日 – 1984年(昭和59年)5月28日)は、日本の学者、社会思想家、教育者(初代広島大学学長)、政治家(文部大臣)。

その森戸の教育論の中心は「よい教師」を創り出すことだった。制度、カリキュラム、教育方法などのインフラも重要だが、やはり教育は現場の教師の教育力に依るところがもっとも大きい。いかにして「よい教師」になるかは、教育現場にいる者の最大のテーマだ。

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「最上の幸福は、一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、よりよくなったと感ずることである」

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12月23日 広田弘毅(外交官、政治家、内閣総理大臣)

風車 風の吹くまで 昼寝かな

広田 弘毅(ひろた こうき、旧字体:廣田、1878年(明治11年)2月14日 – 1948年(昭和23年)12月23日)は、日本の外交官、政治家、内閣総理大臣(第32代)、。勲等は勲一等。旧名は丈太郎(じょうたろう)。

城山三郎の「落日燃ゆ」でその生き方が世に知られた。私も熱心に読み感動した。恬淡として時代の要請に従って生きた。この広田の座右の銘は「物来順応」であった。勝敗を忘れ去り自然にままに動くという剣のの極意からきている言葉である。冒頭の言葉は、自分に風が吹くまでは昼寝をし、風が吹いてくれば世に立つという伸びやかな人生観を感じさせる。

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12月22日 神永昭夫(柔道家)

人並みにやっていたら、人並みにしかならない

神永 昭夫(かみなが あきお、1936年12月22日 – 1993年3月21日)は日本の柔道家(講道館9段)。

東北高校時代から柔道を始めた遅い出発の神永は猛稽古で精進を重ねた。確かに「人並みにやっていたら、人並みにしかならない」。神永の残した言葉をみると、明治大学柔道部監督として後進を育てたように、教育者的資質にあふれた柔道家であり、「勝負はいつでも負けから始まる。弱さを知ったときから技の工夫が始まるんだ」との言葉どおり、神永、上村、山下、、へとつながる柔道界の道筋をつけた功績には大きいものがある。

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