12月12日 エドヴァルド・ムンク(画家)

私は病気を遠ざけたくはない。私の芸術が病気に負うところは、実は大きいのだ

エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch (ノルウェー語: 1863年12月12日 – 1944年1月23日)は、19世紀-20世紀のノルウェー出身の画家。『叫び』の作者。

体を痛めつける病魔と、心を痛めつける狂気は、ノルウェーの国民的画家・ムンクを育てた黒い天使だった。そのことをムンクは自覚していた。「僕の芸術は自己告白だった」というムンクという船の舵は不安と病魔だったのだ。

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12月12日 小津安二郎(映画監督、脚本家)

俺は豆腐屋だ。がんもどきや油揚げは創るが、西洋料理はつくらないよ

小津安二郎(1903年12月12日 – 1963年12月12日)は、日本の映画監督・脚本家。「小津調」と称される独特の映像世界で優れた作品を次々に生み出し、世界的にも高い評価を得ている。「小津組」と呼ばれる固定されたスタッフやキャストで映画を作り続けたが、代表作にあげられる『東京物語』をはじめ、女優の原節子と組んだ作品群が特に高く評価されている。満60歳の誕生日に死去している。

同時代の巨匠・黒沢明が「ビフテキの上にバターを塗って、その上に蒲焼きを載せるような」西洋料理を越えたご馳走の作品をつくろうとしたのと対照的だ。同じテーマ、同じスタッフ、同じキャストで優れた映画作品を撮っていった。そのしみじみとした味わいの作品は世界も認め、没後は評価が高まり、現在では溝口健二、黒澤明と並んで最も国際的に支持される日本の映画監督になっている。この自称・豆腐屋は世界に通用する名豆腐屋になった。

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12月11日 小田野直武(画家)

下手ですが、断り切れないので描きました

小田野 直武(おだの なおたけ、寛延2年12月11日(1750年1月18日) – 安永9年5月17日(1780年6月19日))は、江戸時代中期の画家。秋田藩士。通称を武助。平賀源内から洋画を学び、秋田蘭画と呼ばれる一派を形成した。

前野良沢・杉田玄白らによる『解体新書』の翻訳作業は、図版を印刷するため、『ターヘル・アナトミア』などの書から大量に図を写し取る必要があった。旧知の源内の紹介によって、直武がその作業を行うこととなる。冒頭の言葉は、若き直武が『解体新書』の序文に書いた言葉である。

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12月11日 長岡半太郎(物理学者)

『何々になろう』とする者は多いが、『何々をしよう』とする者は少ない

長岡 半太郎(ながおか はんたろう、1865年8月19日(慶応元年6月28日) – 1950年(昭和25年)12月11日)は、日本の物理学者。17歳で東大理学部理学科に入学。31歳で帝国大学理学大学教授になり、定年退官した後には、大阪帝国大学初代総長、貴族院議員、第一回文化勲章受章、帝国学士院長などの顕職を歴任。

社長になろう、総理大臣になろう、ノーベル賞受章者になろう、、、。結果としての地位や名誉を目指そうとする人は多いが、大事なことは何をするのかという志である。目的があり、結果がある。長岡半太郎の冒頭の言葉は、それを指摘している。

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12月10日 武智鉄二(演劇評論家、演出家、映画監督)

芸術は表現であるが、表現は制約があって初めて成り立つ。制約のないところに表現はありえない

武智 鉄二(たけち てつじ、旧字体:鐡二、大正元年(1912年)12月10日 – 昭和63年(1988年)7月26日)は、大阪市出身の日本の演劇評論家、演出家、映画監督。

武智演出の『鳴神』を観たノグチ・イサム(彫刻家)が「これが歌舞伎だ!」と叫んだという。論理的に鍛えられたせりふの言い回しが、経験的職人芸的な歌舞伎役者のそれを、十分に上回ったのだ。これは武智理論の実証的勝利でああった。
歌舞伎からハードコアまでの「革命」という両極端を歩んだ鬼才・武智鉄二の存在の意味はまだ明らかにされていない。

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12月10日 アルフレッド・ノーベル(化学者、発明家、実業家)

私は平和的発案の促進の為、私の死後、大きな基金を残すつもりだ。ただ、私はその結果については懐疑的だ

アルフレッド・ベルンハルド・ノーベル (1833年10月21日 – 1896年12月10日)は、ダイナマイトの発明で知られるスウェーデンの化学者、発明家、実業家。ボフォース社を単なる鉄工所から兵器メーカーへと発展させた。350もの特許を取得し、中でもダイナマイトが最も有名である。

21世紀入って毎年のように日本人科学者たちがノーベル賞を受賞している。実業や発明で大きな資金を獲得したとき、人は何を遺すかを自問する。美術館をつくる、大病院を建設する、社会福祉に寄付する、、。こういった事業に金を投ずる人も立派であるが、ノーベルのように人材を顕彰することもいい。自分の志を継いでくれる人を育てることになるからだ。しかし、大富豪となり人間不信に陥ったノーベル自身はそういった事業がうまくいくかを疑っていた。今日の世界最高の賞となったノーベル賞の受賞の騒ぎをみてノーベルは満足しているだろうか。

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12月9日 浜田庄司(陶芸家)

願は大きく立てよ。立てたら向きは変えるな。あとは非妥協一本やりでいけ

濱田 庄司(はまだ しょうじ、1894年(明治27年)12月9日 – 1978年(昭和53年)1月5日、本名象二)は、主に昭和に活躍した日本の陶芸家。

「良い土から悪い物をつくるよりも、劣った土で良い仕事をする方を選ぶ」という浜田庄司は「願は大きく立てよ。立てたら向きは変えるな。あとは非妥協一本やりでいけ」というそのままの人生を送った。願とは志のことだ。大きく高い志を立てて、自分に妥協せず、方向感を大切に歩むことが大切だであることを教えてくれる。

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12月9日 開高健(小説家)

悠々として、急げ

開高 健(かいこう たけし、かいこう けん、1930年12月30日 – 1989年12月9日)は、日本の小説家。1930年に大坂で生まれ旧制大阪高校に入るが学制変更で大阪市立大学法学部に入学しなおす。20歳の時に処女作「印象生活」を発表。

サントリーの名コピーライターであったこの人の言葉は素敵だ。「少年の心で、大人の財布で歩きなさい」「危機と遊びが男を男にする」「朝霧の一滴にも 天と地が 映って

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12月8日 嵐寛寿郎(映画俳優、映画プロデューサー)

この世界には、一つきり思想あらしまへん、ウンおもろいやないか、よっしゃ、それゆこう、と

嵐 寛壽郎(あらし かんじゅうろう、新字体:寛寿郎、1902年12月8日 – 1980年10月21日)は、日本の映画俳優、映画プロデューサーである。

私生活では5回の結婚と4回の離婚とを繰り返したが、別れるたびに前妻に全財産と家屋敷を譲り渡していた。 金銭面には無頓着で、生涯遊べるだけの金を稼ぎながら、財産はほとんど残さなかった。贅沢が嫌いで、衣装道楽も縁がなく、和服も2、3着より持たず、背広も靴も既製品、煙草はマッチ派だった。全盛期でも自宅から撮影所まで自家用車を使わず京福電鉄嵐山線を利用、戦後はもっぱら円タクを使った。嵐寛寿郎は俳優の仕事も私生活も「ウンおもろいやないか」の思想で過ごしたのである。

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