3月23日 リー・クアンユー(シンガポールの政治家、初代首相)

資源が何もないことが、ここまできた秘密なんです

リー・クアンユー(1923年9月16日(旧暦8月6日) – 2015年3月23日)は、シンガポールの政治家、初代首相。首相退任後、上級相、内閣顧問を歴任した。

この言葉は人にも言える。資産がないこと、逆境にあること、それが発憤の源になる。そして組織にも言える。資源が乏しいからこそ、結束力と知恵で乗り切ることが可能になる。その鍵は教育、人づくりにある。

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3月22日 中山晋平(作曲家)

らしく、、、というのはいい言葉だよ。誰でもその人らしく振る舞えばいいのさ

中山 晋平(なかやま しんぺい、1887年(明治20年)3月22日 – 1952年(昭和27年)12月30日)は、日本の作曲家

職業に真剣に取り組むと、その職業らしい人になってくる。立ち振る舞い、目つき、そして人生観なども長い時間を経ると影響を受ける。しかし晋平の「らしく」は、日常の振る舞い、多くのエピソード、そういうものが人の個性を形づくるという意味だろう。「その人らしく振る舞えばいいのさ」は、肩の力を抜いて、気負いを捨てて生きることを肯定してくれる。しかし同時に「自分らしく」どう振る舞うべきか、という決断を試されるという逆の面もある。「自分らしく」を常に自分に問いかけよう。

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3月22日 城山三郎(小説家)

静かに行く者は健やかに行く。健やかに行く者は遠くまで行く

城山 三郎(しろやま さぶろう、1927年(昭和2年)8月18日 – 2007年(平成19年)3月22日)は、日本の小説家。

城山には組織と個人の葛藤を描いた作品が多い。偉人たちの志や苦闘を描いているが、組織の中で悪戦苦闘している人々は励まされる。私もその一人だった。静かに、健やかに、遠くまで行きたいものだ。

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3月21日 斉藤茂太(精神科医、随筆家)

人を集めよう。幸福が集まる

斎藤 茂太(さいとう しげた、1916年3月21日 – 2006年11月20日)は、日本の精神科医、随筆家である。斉藤茂吉の長男。次男は北杜夫。

斉藤茂太はモタさんが愛称だ。精神科医であったモタさんはあたたかく励ます言葉を発表して人々に生きる勇気を与えた。多くの人と幸せを分かちあうことが、自分が幸せになる道だ。人と接し、人と集う。人の集まるところに幸せがある。

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3月21日 深田久弥(小説家、登山家)

百の頂に百の喜びあり

深田 久弥(深田 久彌、ふかた きゅうや、1903年3月11日 – 1971年3月21日)は、石川県大聖寺町(現在の加賀市)生まれの小説家(随筆家)及び登山家である。

冒頭の言葉は、あらゆる分野に言えることだというより、こういう心意気で取り組むことが、ライフワークへの道だろう。

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3月20日 前原一誠(武士)

吾今国の為に死す、死すとも君恩に背かず。人事通塞(つうそく)あり、乾坤我が魂を弔さん

前原 一誠(まえばら いっせい、天保5年3月20日(1834年4月28日)-明治9年(1876年)12月3日)は、日本の武士(長州藩士)。諱は一誠。通称は八十郎、彦太郎。倒幕運動の志士として活躍したが、明治維新後、萩の乱の首謀者として処刑された。位階は贈従四位(大正5年(1916年)4月11日)。維新の十傑の1人。

越後府判事時代には年貢半減令と信濃川の分水計画で執拗に新政府に迫った。 直情径行であるが、動き出すときは私心がない。佐久間象山が言う「西洋の芸、東洋の道徳」の東洋の道徳、つまり東方の道を前原一誠は実現しようとしたのである。 もう一つの維新がそこにあった。

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3月20日 黒田官兵衛(武将)

天下に最も多きは人なり。最も少なきは人なり。

黒田 官兵衛(くろだ かんべえ、/黒田 孝高(くろだ よしたか)、天文15年11月29日(1546年12月22日)(グレゴリオ暦1547年1月1日)- 慶長9年3月20日(1604年4月19日))

戦国の世は生き残りには人材が勝負だった。世の中に人は多い。しかし人材は数えるほどしかいない。この言葉には人を見る抜群の目ききであった官兵衛の慨嘆がうかがえる。ひるがえって今の時代をみると、同じことがいえる。人はいるが、人材は少ない。

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3月19日 小野田寛郎(陸軍軍人、実業家)

(世論では)私は『軍人精神の権化』か、『軍国主義の亡霊』かのどちらかに色分けされていた。私はそのどちらでもないと思っていた。私は平凡で、小さな男である。命じられるまま戦って、死に残った一人の敗軍の兵である。私はただ、少し遅れて帰ってきただけの男である

小野田 寛郎(おのだ ひろお、大正11年(1922年)3月19日 – 平成26年(2014年)1月16日)は、大日本帝国の陸軍軍人、実業家。

何がないからできないというのは自分の能力のなさだ、自分の不備不明の致すところと心得よと中野学校で教えられていた小野田は、あらゆる手段を講じて生き延びた。小野田は自らを平凡で、小さな男であるというが、30年近く戦い続ける意志と能力を形づくった教育というものの影響力の大きさを思わざるをえない。

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3月19日 藤島武二(洋画家)

油絵の本質は、どこまでもどこまでも突っ込んで行くところにある。体力のすべてを動員し、研究のすべてを尽し、修正に修正を重ねて完璧なものにするのが油絵である。そしてそれがためには断じて中途で挫折することにない強烈な意欲が必要なのである。

藤島 武二(ふじしま たけじ、1867年10月15日(慶応3年9月18日) – 1943年(昭和18年)3月19日)は、明治末から昭和期にかけて活躍した洋画家である。

「油絵の筆触には、油絵の具を充分伸ばすだけの腕力」そして「腕力よりも一層腰の力が大事だ」と言うように、全身を使って絵を描いている。そして口癖は「もっと大きく見よ。大体に注意せよ」であった。

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3月18日 石田波郷(俳人)

俳句の魅力は、一口にいふと、複雑な対象を極度に単純化して、叙述を接してひと息に表現することにあると思ふ

石田 波郷(いしだ はきょう、1913年(大正2年)3月18日 – 1969年(昭和44年)11月21日)は、愛媛県出身の俳人。本名は哲大(てつお)。水原秋桜子に師事、「馬酔木」に拠ったのち、「鶴」を創刊・主宰。初期の青春性のあふれる叙情句からはじまり、自己の生活を見つめる、人間性に深く根ざした作風を追求、加藤楸邨、中村草田男らとともに人間探求派と呼ばれた。

「風切宣言」では、「俳句の韻文精神の徹底」「豊穣なる自然と剛直なる生活表現」「時局社会が俳句に要求するものを高々と掲出すること」、と俳句をつくる意味を語っている。その上で、対象を単純化しひと息に表現する。それが波郷の俳句であった。

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