6月24日 加藤清正(武将、大名)

人は一代、名は末代。天晴武士の心かな

加藤 清正(かとう きよまさ 永禄5年6月24日(1562年7月25日)-慶長16年6月24日(1611年8月2日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。肥後熊本藩初代藩主。

人の体は一代で滅びる。しかしその人が行った業績は永遠に残る。今の一瞬ではなく、未来に名前を残せ。永遠に生きよ。それが優れた武士の心構えだ。この武士を志ある人と理解しよう。

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6月23日 成瀬仁蔵(キリスト教牧師)

聴くことを多くし、語ることを少なくし、行うことに力を注ぐべし

成瀬 仁蔵(なるせ じんぞう、1858年8月2日(安政5年6月23日) – 1919年(大正8年)3月4日)は、明治から大正のキリスト教牧師(プロテスタント)であり、日本における女子高等教育の開拓者の1人であり、日本女子大学(日本女子大学校)の創設者として知られる。

行うことは少なく、語ること多く、聴くことはしない。そういう人にはなりたくないものだ。大学の創設者・成瀬仁蔵のこの言葉を肝に命じたい。

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6月22日 フンボルト(言語学者、政治家、貴族)

人間が幸せか不幸せかは、人生に起きる出来事をその人がどうとらえるかであり、起きた出来事自体はそれほど関係はない

カール・ヴィルヘルム・フォン・フンボルト(Friedrich Wilhelm Christian Karl Ferdinand Freiherr von Humboldt、1767年6月22日 – 1835年4月8日)は、ドイツの言語学者・政治家・貴族。フンボルト大学(第二次大戦後にベルリン大学を改称)の創設者。

同じ出来事でも後ろ向きにとらえるか、前に向きにとらえるかで、その意味は全く違ってくる。そのとらえ方は、やはり性格によるのではないか。出来事は中立だ。悲観的な人は常に悲観し、楽観的な人は常に楽観する。様々な公職を経験したフンボルトは、新しい仕事とその課題を面白がって解こうとしたように感じる。

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6月21日 林子平(経世論家)

親もなし妻なし子なし板木なし 金もなければ死にたくもなし

林 子平(はやし しへい、元文3年6月21日(1738年8月6日) – 寛政5年6月21日(1793年7月28日))は、江戸時代後期の経世論家。

林子平は禁固となって1年後に没した。死後10余年、北辺にロシアの影があり、当時の世人は奔放不羈の人・林子平の先見の明をようやく知った。板木とは木版印刷に使う版木のことである。海防の必要を説いた『開国兵談』は出版してくれるところがなく、林子平自らの手彫りであった。その板木が焼かれたのであるから、その心境は察するにあまりあるが、この歌には悲愴感はなく、ユーモアと皮肉が込められていて、親しみを感じる。

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6月20日 丸木位里(日本画家)

人間、腹が立つこと、これじゃいけんと思うこと、いっぱいあるでしょう。日々、それと闘うことで、死ぬまで生きていける。腹が立たなくなったら人間おしまい。生ける屍です

丸木 位里(まるき いり、1901年6月20日 – 1995年10月19日)は、日本画家。妻・丸木俊と共作の『原爆の図』が有名。

水墨の名手丸木位里と力強いデッサン家丸木俊の「原爆の図」美術館で、15部の屏風図の連作を観た。墨一色の画面に、必要に応じて紅を使う。アウシュビッツ、南京大虐殺、水俣、原発、三里塚などの図も展示されている。惨劇の迫力に感じ入る。
夫婦そろって1995年のノーベル平和賞候補に擬せられている。1996年には朝日賞を受賞。
「怒り」こそが生きるエネルギーだ。腹を立てよう!

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6月19日 太宰治(小説家)

きょう一日を、よろこび、務め、人には優しくして暮らしたい

太宰 治(だざい おさむ、1909年(明治42年)6月19日 – 1948年(昭和23年)6月13日)は、日本の小説家。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』がある。

生きにくい太宰の作品に書かれている、人間の弱さ、悩みは、執筆当時よりもさらに生きにくい世の中になっている今の時代に若い読者の共感を呼ぶだろう。「生きるという事は、たいへんな事だ。あちこちから鎖がからまっていて、すこしでも動くと、血が噴き出す」という太宰は優しい人だった。

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6月18日 古賀春江(洋画家)

空想だ、想像だといっても追想だ。だから私は自然にふれる事を第一としてそれから否それが全部だ

古賀 春江(こが はるえ、1895年6月18日 – 1933年9月10日)は大正から昭和初期に活躍した日本の男性洋画家である。

パトグラフィという学問分野がある。文学・芸術・思想などの精神的所産の作者について、精神病理学的な考察を行って作者の人格が、作品が作られる上にどのような意味を持つかを明らかにする分野である。作品の根源の秘密を探ろうとする方法を用いており、病跡学という。主として芸術家について、その精神状態と作品との関係を精神医学的立場から研究する学問だ。文学者、思想家についての研究は多いが、画家や音楽家については言葉がないので内面を推し量るのに困難が伴うので少ない。古賀の場合は、百篇ほどの詩が残っている。古賀春江は優れた詩人であり、詩境を絵にした人である。

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6月17日 臼井吉見(編集者、評論家、小説家)

教育の中軸は自己教育だと思いますが、その自己教育の中核は、自分と異質の人間との対話です

臼井 吉見(うすい よしみ、1905年6月17日 – 1987年7月12日)は、日本の編集者、評論家、小説家、日本藝術院会員。

同質の仲間との交流は心が休まるが、それでは成長は望めない。常に新しい空間に身を置き、自分とは異質の人たちとの遭遇を求めて行動しよう。自分は自分自身を鍛える最高の教育者なのだから。

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6月16日 松本良順(医師)

病人を救うのは医師としての義務である

松本良順(天保3年6月16日(1832年7月13日-明治40年(1907年)3月12日)は、江戸末期から明治期の医師。大日本帝国陸軍軍医総監(初代)。

冒頭の言葉は、若き日に指導を受けた師匠・ポンペの言葉である。今では当たり前のように聞こえるが、幕末の時代にあっては、人の身分は問わず、病人を救うのは医者としての役目だという思想は新しかった。そのポンペの思想を生涯守り、発展させ日本医学界の基礎を松本良順は固めた。

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6月15日 空海(僧)

物の興廃は必ず人に由る。人の昇沈は定めて道に在り

空海(くうかい、宝亀5年(774年) – 承和2年3月21日(835年4月22日))は、平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。

司馬遼太郎の『空海の風景』、高村薫の『空海』を読んでも、空海は大きくて何か漠としている。空海の人間像はなかなか鮮明な像を結ばない。「物の興廃は必ず人に由る。人の昇沈は定めて道に在り」とは、人間としての正しい道を歩む人は浮かぶ。そういった人が集団を栄えさせる。そういうようにまずは理解しておこう。高野山を一度訪ずれなければならない。

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