5月25日 エマーソン(思想家、哲学者、作家)

その日、その日が『一年で最高の一日である』と心に刻め

ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson1803年5月25日 – 1882年4月27日)は、アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。

毎日を最後の人生最後の日だと思って生きよう。それは毎日を一年で最高の一日にしようというエマーソンの言葉と同義語だ。それは天から与えられた才能を発揮し続けることだ。そうすれば毎日が人生最高の日となっていく。そして「世界をほんの少し、良い場所にして去る」ことになる。そういった人生は偉大である。

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5月24日 結城豊太郎(銀行家、大蔵大臣、日本銀行総裁)

忘年の交わり

結城 豊太郎(ゆうき とよたろう、1877年(明治10年)5月24日 – 1951年(昭和26年)8月1日)は、日本の銀行家、大蔵大臣・日本銀行総裁、第5代日本商工会議所会頭を歴任。

修身・斉家・治郷という言葉を用い、郷学という言葉も使っている。20歳年下の東洋学・人間学の権威である若き安岡正篤と亡年の交わりと称して交流した。忘年の交わりとは、漢代の大学者孔融(当時50歳)と禰衡(でいこう)(20歳未満)との交わりを世人が呼んだというい故事による言葉だ。忘年の交わりとは若い人に師の礼をとることである。結城は21才年下の安岡に感服し師事した。そういう姿勢を見習いたいものだ。

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5月23日 サトウハチロー(詩人、童謡作詞家、作家)

母という字を書いてごらん。やさしいように見えてむずかしい字です。恰好のとれない字です。やせすぎたり、太りすぎたり、ゆがんだり、泣きくづれたり、、、笑ってしまったり

サトウ ハチロー(1903年(明治36年)5月23日 – 1973年(昭和48年)11月13日)は、日本の詩人、童謡作詞家、作家。

サトウハチローにはお母さんをうたった詩が多い。詩集『おかあさん』は180万部の売り上げを記録した。今でも詩集としては日本記録である。その「母」という字について述べた冒頭の言葉も味わい深い。天真爛漫なハチローと一緒に写っている人々はみんな心から笑っている。こちらも思わず笑がこみあげてくる、そんな人柄である。なんだかこちらも幸せな気分になって記念館をあとにした。

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5月22日 リヒャルト・ワーグナー(作曲家、指揮者)

仕事をするときは上機嫌でやれ、そうすると仕事もはかどるし、身体も疲れない

ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー(1813年5月22日 – 1883年2月13日)は、歌劇の作で知られる19世紀のドイツの作曲家、指揮者である。代表作は『さまよえるオランダ人』『タンホイザー』など。

「私は音楽に恋をしているのです」というブラームスは同時代のライバルだった。そしてワーグナーは常に上機嫌で愉快に音楽に立ち向かっていった。機嫌がよければ仕事は進む。

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5月21日 弘世現(実業家、日本生命社長)

流れに逆らっちゃいかん。しかし流れに流されてもいかん

弘世 現(ひろせ げん 1904年5月21日 – 1996年1月10日)は日本の実業家、日本生命社長。同社の「中興の祖」と呼ばれた弘世助太郎の娘婿。

「流れ」は不思議なものだ。野球でも一瞬で流れが変わることがよくある。麻雀は流れを見極め、逆らわず打つことが重要だ。政治も風向きをいかに読むかが盛衰に直結する。人生においても運気の流れは確かにある。そして組織体の運営にも流れがある。運を営むという意味の経営においても、流れの見極めが重要だ。流れに逆らわず、流れに流されず、という弘世現の言葉には経営者としての叡智が感じられる。

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5月20日 ジョン・スチュワート・ミル(哲学者、政治哲学者、経済思想家)

自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである

ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill、1806年5月20日 – 1873年5月8日)は、イギリスの哲学者である。政治哲学者、経済思想家でもあり、政治哲学においては自由主義・リバタリアニズムのみならず社会民主主義の思潮にも多大な影響を与えた。

ミルの「満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよい。満足した馬鹿であるより、不満足なソクラテスであるほうがよい」を下敷きに東大の大河内一男総長は「太った豚になるよりは、痩せたソクラテスになれ」と卒業生にはなむけの言葉を贈って話題になった。ミルの影響力は大きい。67歳のミルの臨終の言葉は「私は仕事をなし終えたね」だった。大学者の満ち足りた人生を物語る言葉と考えられている。ミルは幼児から天才教育を受けていたのだが、ミルはそういった知識全てを疑いながら自己を徹底的に教育していったのだ。

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5月19日 賀来龍三郎(経営者、実業家)

情報化社会にあっては独創力こそ人間としての存在理由になる

賀来 龍三郎(かく りゅうざぶろう、1926年(大正15年)5月19日 – 2001年(平成13年)6月23日)は、日本の経営者・実業家。九州大学経済学部卒。キャノン社長・会長・名誉会長。キャノンカメラを大手情報機器メーカーに成長させるなど「キャノン中興の祖」と呼ばれている。

「与えられた仕事の分野では、世界一になるんだという意気込みを持て」と社員を叱咤した賀来龍三郎本人はカメラのデジタル化の推進、コピー機、プリンター、ワープロなどの新規事業を立て続けに創出し、多角化でキャノンの業績を伸ばした。確かに新規事業を継続して収益源にした賀来龍三郎には独創を語る資格がある。情報化時代になって人間にはどういう存在理由があるのかという問いを発し、それは「独創力」であると賀来龍三郎は喝破した。最近話題になっているAI時代に人間は何をするのかという問いと迷いへの明確な解答だ。

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5月18日 ヨハネ・パウロ2世(第264代ローマ教皇)

未来は今日始まる。明日始まるのではない

ヨハネ・パウロ2世(1920年5月18日 – 2005年4月2日)は、ポーランド出身の(在位:1978年10月16日 – 2005年4月2日)。

ローマ教皇は12億人の信者を持つローマ・カトリック教会の最高司祭で、「キリストの代理者」「ペテロの後継者」とされている。初代教皇はペテロだ。450年間にわたってイタリア人がこの地位を独占していたが、イタリア人以外で初のポーランド出身のヨハネ・パウロ2世が選ばれた。史上初のスラブ系教皇。カーター、レーガン、アラファト、グロムイコ、ブッシュ、ゴルバチョフ、ワレサ、クリントン、カストロ、ハタミ、、など世界の指導者に会い、「暴力と武器が人間の問題を解決することは決してない」との思想を語り続け、東西冷戦の終結などに力を尽くした。また、なにごとも、今、ただ今から始めよというこのメッセージも多くの人々に感銘を与えたであろう。58才から84才まで四半世紀以上にわたり教皇として在位した長い時間と、世界100ヶ国以上を訪問するという広い空間移動で、人々に与えた影響力も空前だろう。偉い人である。

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5月17日 安井曾太郎(洋画家)

人ならば、話し、動き、生活する人を描きたい。その人の性格、場合によっては職業までも充分あらわしたい

安井 曾太郎(やすい そうたろう、1888年5月17日 – 1955年12月14日)は、大正~昭和期の洋画家。昭和を代表する画家。文化勲章受章者。

肖像彫刻を世界で一番多くつくった朝倉文夫もそうだが、安井は対象の人生と職業までも描こうとした。そのためには、人物の研究が必要だ。安井の肖像画に名作が多いのはそういう努力のたまものだろう。

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5月16日 永谷嘉男(実業家)

小規模な企業が生き残るには、局地戦に勝て

永谷 嘉男(ながたに よしお、1923年(大正12年)5月16日 – 2005年(平成17年)12月28日)は、日本の実業家。東京都出身。永谷園創業者、名誉会長。「味ひとすじ」が永谷園の企業理念。

小企業は全面戦争ではなく局地戦で勝利をおさめよ。ニッチでトップを目指せ。小が大に勝つ。個人も同じだろう。非力さは技で補え。大理論ではなく分野を深掘りし第一人者になれ。

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