1月26日 藤本義一(小説家、放送作家)

女性が魅かれるのは、仕事をしている男であって、仕事をさせられている男ではない

藤本 義一(ふじもと ぎいち、1933年(昭和8年)1月26日 – 2012年(平成24年)10月30日)は、日本の小説家、放送作家。大阪を舞台にした作品を書き、エッセイも数多い。

交遊が広く、世の中とそこで生きる人を見る目があったのは、冒頭の名言でわかる。仕事をさせられている男に魅力はない。仕事に挑戦している男の姿に女が惚れるのだ。

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1月25日 樋口広太郎(実業家)

悩みがないのは仕事をしていない証拠だ

樋口 廣太郎(ひぐち ひろたろう、1926年(大正15年)1月25日 – 2012年(平成24年)9月16日)は日本の実業家。アサヒビール中興の祖。

「仕事十訓」と「管理職十訓」にはアサヒビール中興である樋口広太郎の仕事に関する叡智がつまっている。その樋口が絞り出した仕事人へのアドバイスは、「悩め!」である。

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1月24日 ホフマン(作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家)

才能を疑い出すのがまさしく才能のあかしなんだよ

エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン(Ernst Theodor Amadeus Hoffmann, 1776年1月24日 - 1822年6月25日)はドイツの作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家。文学、音楽、絵画と多彩な分野で才能を発揮したが、現在では主に後期ロマン派を代表する幻想文学の奇才として知られている。

まったく才能が無い人は才能があるのではないかとは考えない。才能があるに違いないと思ってはいるが、時々自分には才能がないのではないかとの疑いがふっと脳裏をかすめる。そんなはずはないと工夫を重ねる。その繰り返しで才能は姿を現す。ホフマンはそういう過程を忍耐強く進んだ人だったのだろう。

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1月23日 スタンダール(小説家)

愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ

スタンダール(Stendhal、1783年1月23日 – 1842年3月23日)は、グルノーブル出身のフランスの小説家。

スタンダールの鋭い観察に基づく恋愛に関する客観的な言葉には真実を感じる。しかし冒頭の言葉からは、愛情の本質がみえる。

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1月22日 鳥井信一郎(実業家、サントリー元会長)

生活文化企業

鳥井 信一郎(とりい しんいちろう、1938年1月22日 – 2004年7月5日)は、日本の実業家でサントリー(現サントリーホールディングス)元社長・元会長。元関西経済連合会副会長。

「常に時代の先端を走りたいと願う企業にとって、文化支援活動は必要条件といえるものではないでしょうか。文化支援活動は純粋文化とかかわることによって、次の時代の生活文化を探索する大きな糧となるかあです」と『まかせて伸ばす サントリーの連星経営』の中で鳥井信一郎は語っている。
「生活文化産業」「生活文化企業」というキーワードは、多くの企業が参考にした考え方であった。一つの企業だけでなく、経営の新しい流れを創りだしたのだ。

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1月21日 永田雅一(実業家、映画プロデューサー、プロ野球オーナー、馬主)

喜怒哀楽をもって人を楽しませるというのは素晴らしいことだと考えます

永田 雅一(ながた まさいち、1906年1月21日 – 1985年10月24日)は、日本の実業家、映画プロデューサー、プロ野球オーナー、馬主。昭和初期から後期(1930年代後半 – 1980年代前半)にかけて活動していた。大言壮語な語り口から、「永田ラッパ」の愛称でも知られていた。

永田雅一の映画観は、社会主義にかぶれ家を追放されて日活に入った時の冒頭の言葉に表れている。「喜怒哀楽」は中庸の第一章に出てくる人間の感情を表現する言葉であるが、中国では他に怨みも加わる。また愛憎という感情もある。そういった人間の持つ感情を生き生きと表現する映画の道に入った永田雅一の波瀾万丈の人生も喜怒哀楽に満ちていた。

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1月20日 中村八大(作曲家、ジャズピアニスト)

中村八大は他から作られず、自分で完成させる物也。よってすべての環境は、彼にとって生かされる。中村八大が送る生涯は自分が製作する人生也。中村八大は永遠に生きねばならない。中村八大は誰よりも苦しく、誰よりも幸せでなければならない。中村八大は今日から決定的に作られて行く。1953年十月二十一日 右の通り決定する

中村 八大(なかむら はちだい、1931年1月20日 – 1992年6月10日)は、日本の作曲家、ジャズピアニスト。青島(当時は中華民国、現在の中華人民共和国)出身。

10代の後半には「多数の霊との条約:願望達成の瞬間までの絶対的禁煙。週1回を越えない変質量。飲酒は家庭で主に小量。生活規律化の実行。金銭の倹約。基本的学(楽)門。適度の運動。眼前の仕事を直ちに処理する実行力」と計画した。そして22歳の日記では冒頭の決意を示している。自分自身の人生を形づくっていき、人々の心に残る名曲を創り、そして永遠に生きることになった。中村八大は決意と計画と、そして実行の人であった。

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1月19日 水原茂(プロ野球選手、監督、野球解説者、野球評論家)

問題があるときに必要とされるのは、利口者ではなく信頼できる人

水原 茂(みずはら しげる、1909年1月19日 – 1982年3月26日)は、香川県高松市出身のプロ野球選手(内野手)・監督・野球解説者・野球評論家。

プロ野球に人はなぜ熱狂するのだろうか。猛者ばかりの集団が織りなす戦国の世は人生の縮図である。そこには実力と運に支えられた栄光と敗北の物語がある。この集団を率いる監督たちは日本的リーダーのあり方を教えてくれる。問題が起こったとき、誰と心を割って相談するか。頭がよいアイデアマンか、そうではない。心から信頼する人である。水原はその機微を知っていた。

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1月18日 森田正馬(医学者、精神科神経科医)

生きとし生けるものには生命の力と向上発展の欲望がある

森田 正馬(もりた まさたけ、通称:しょうま、1874年1月18日 – 1938年4月12日)は、日本の医学者、精神科神経科医。

「生物はみなそれぞれの分に応じ、心身ともに念々刻々、その最良の方法による活動と営々の努力によって、実に永遠無窮の進化発展をしているように思われる」という森田は、常によき未来に向かって向上発展するというDNAが生物には存在していると確信していたのであろう。それは種でも、個体でも同じである。「ただ向上一路」あるのみだ。

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1月17日 ベンジャミン・フランクリン(政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者)

汝の仕事を追え。さもなくば仕事が汝を追うであろう

ベンジャミン・フランクリン(グレゴリオ暦1706年1月17日(ユリウス暦1705年1月6日) – 1790年4月17日)は、アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。
印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている他、ハーフダラー銀貨にも1963年まで彼の肖像が使われていた。

時間に追われ、仕事に追われる。そこから逃れる道は、時間を使いこなし、仕事を追いかけることだ。受け身からの脱却である。

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