8月8日 植草甚一(欧米文学、ジャズ、映画の評論家)

一冊でもよけいに外国の本を読んで、出来るだけ覚え書きをつくり出来たら、いつかこれを整理して、まとまったものにして残したいのが私の唯一の野心である

植草 甚一(うえくさ じんいち、1908年(明治41年)8月8日 – 1979年(昭和54年)12月2日)は、欧米文学、ジャズ、映画の評論家。通称“J・J氏”。

まだ東宝で仕事をしていた37歳の時に、「一冊でもよけいに外国の本を読んで、出来るだけ覚書をつくり出来たら、いつかこれを整理して、まとまったものにして残したいのが私の唯一の野心である」と述べた雑学の大家は、有名な東宝争議をきっかけに退社し、それ以降30年余にわたってその野心をエネルギーにあらゆる分野に首を突っ込み、雑学の巨人となって、多くの若者に影響を与えた。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月7日 武見太郎(医師)

次のような人は順番にかかわりなく、直ぐに診察します。一、特に苦しい人、一、現役の国務大臣、一、80歳以上の高齢の人、一、戦時職務にある軍人

武見 太郎(たけみ たろう、1904年8月7日 – 1983年12月20日)は、日本の医師である。日本医師会会長、世界医師会会長を歴任した。

戦時中、そして戦後も、銀座4丁目の武見の診療所に貼ってあったのが冒頭の方針を書いた張り紙である。幸田露伴、西田幾多郎、鈴木大拙、幣原喜重郎などもかかっていた。この張り紙のとおり、近衛文麿首相も首相を辞めた後は、行儀正しく順番を待っていたらしい。実際の診療場面では意外にやさしかったらしい。「ぼくがすれば痛くないよ」と声をかけながら診察を進めた。軽いスキンシップをしながら、いつもニコニコして「大丈夫、大丈夫」と声をかけた。患者の質問には丁寧に答えた。ケンカ太郎は、また情けと涙の人でもあったことがわかる言葉でもある。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月6日 テニスン(詩人)

自分に対する尊敬、自分についての知識、自分に対する抑制、この三つだけが人生を導き、生活に絶対の力をもたらす

初代テニスン男爵アルフレッド・テニスン(Alfred Tennyson, 1st Baron Tennyson, 1809年8月6日 – 1892年10月6日)は、ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人。美しい措辞と韻律を持ち、日本でも愛読された。

自分への尊敬と知識と抑制。つまり自分をよく知り、自分を大事にせよということだろう。それが人生を航海するための羅針盤だ。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月5日 壺井栄(小説家、詩人)

桃栗3年 柿8年 柚の大馬鹿18年

壺井 栄(つぼい さかえ、旧姓:岩井、女性、1899年(明治32年)8月5日 – 1967年(昭和42年)6月23日)は小説家・詩人。主に小説および児童文学(童話)を主領域に活躍した作家で、戦後反戦文学の名作として後に映画化された『二十四の瞳』の作者として知られる。

「桃栗3年 柿八年  柚の大馬鹿18年」、これが遅咲きの栄の座右の銘である。自身は柚であると認識していたのだ。亡くなる直前の最後の言葉は「みんな仲良く」だった。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月4日 シェリー(詩人)

人は前を見、後ろを見、ないものに恋い焦がれる

パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley、1792年8月4日 – 1822年7月8日)は、イングランドのロマン派詩人。

「私たちはどこから来たのか、なぜここに存在するのか?」という普遍的な問いをシェリーは詩の中で語っている。また「詩は、ひろくいえば、「想像力の表現」あると定義できよう」と言う。恋い焦がれる「ないもの」とは人が想像で生み出したものだ。そのあこがれを表現するのが詩である。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月3日 岩崎小弥太(実業家、三菱財閥の4代目総帥)

資本家は利潤追求を目的とするが、経営者は利潤追求を越えた目標を持つべきである。それは国家への奉仕と、国民利福の実現と、一人一人の社員の人間としての完成である

岩崎 小弥太(いわさき こやた、1879年(明治12年)8月3日 – 1945年(昭和20年)12月2日)は、日本の実業家で、三菱財閥の4代目総帥。男爵。

「利潤を越えた目標」には、文化興隆のための美術館建設も入っていたのであろう。その考え方の伝統は、2010年に開館した三菱一号館美術の存在にも引き継がれている。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月2日 中坊公平(弁護士)

世の中で一番大切なもの、人間にとって最も大切なもの、それは「思い出」ではないか

中坊 公平(なかぼう こうへい、1929年8月2日 – 2013年5月3日)は、日本の弁護士(大阪弁護士会)。元日弁連会長。新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)特別顧問。菊池寛賞受賞者。

この「思い出」とは、「家族と過ごした楽しい思い出。必死になって仕事に打ち込んだ思い出。心を分かち合った友人との思い出。そんな多くの思い出こそが人が生きてきた証であり、最後にやすらかな幸福感をもたらしてくれる」と本人が解説している。中坊公平はこころやさしき人であることがわかる。やはり「平成の鬼平」という名ににふさわしい。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

8月1日 宮本常一(民俗学者、農村指導者、社会教育家)

人の見のこしたものを見るようにせよ。その中にいつも大事なものがあるはずだ。あせることはない。自分の選んだ道をしっかり歩いていくことだ

宮本 常一(みやもと つねいち、1907年8月1日 – 1981年1月30日)は、日本の民俗学者、農村指導者、社会教育家。

宮本常一は日本を探検した人である。人々の生活誌を書いた。代表作『忘れられた日本人』を宮本は「紙碑」と言っている。石碑ではなく、紙というメディアに書いた碑である。確かに石碑に書かれた内容は時間が経つと風化し読めなくなるが、紙碑に記した内容は永遠に残る。本を書くという仕事は、紙の碑を残すという業なのだ。宮本常一の志の高さをみる思いがする。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

7月31日 小谷正一(イベントプロデューサー)

いつだって時代は過渡期だし、キャンパスは真っ白なんだよ

小谷 正一(こたに まさかず、1912年7月31日 – 1992年8月8日)は、日本のイベントプロデューサー。

小谷正一は「年越しの名刺を持たない男」といわれたように、一つの仕事を成し遂げると未練なく次の会社で仕事に取り組むというスタイルを貫いた人だ。
時代の過渡期に巡り会って縦横に仕事ができた幸運をうらやましがった後輩に向けて語ったのが冒頭の言葉である。そう、いつだって時代は曲がり角にあるし、いつだって過渡期なのだ。遅れてきた青年などはいない。真白いキャンパスに自由に絵を描こう。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

7月30日 ヘンリー・フォード(企業家)

年寄りは若い時に貯金をしろと言うが、それは間違っている。最後の一銭まで貯めようと考えたらいけない。自分に投資しなさい。私は40歳になるまで、1ドルたりとも貯金したことがない

ヘンリー・フォード(Henry Ford 、1863年7月30日 – 1947年4月7日)は、アメリカ合衆国出身の企業家、自動車会社フォード・モーターの創設者であり、工業製品の製造におけるライン生産方式による大量生産技術開発の後援者である。

まず自前の投資金を手にせよ、とする教訓を言う先達もあるが、私は「貯金をするな、自己に投資せよ」というこのフォードの言葉にわが意を得たという感じを持つ。フォードであったか定かではないが、同じ思想の影響を受けて、小金を貯めずに30歳くらいまでは自分が伸びるために可処分所得を注ぎ込もうとしていた。今となってみると、それでよかったと思う。年寄りのアドバイスは聞いてはいけない。

【お知らせ】
ビジネスパーソンのための音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』はこちらから!
https://meigen.koelab.net/

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ