11月11日 乃木希典(武士、軍人、教育者)

うつし世を神さりましし大君のみあとしたひて我は行くなり

乃木 希典(のぎ まれすけ、嘉永2年11月11日(1849年12月25日) – 大正元年(1912年)9月13日)は、日本の武士(長府藩士)、軍人、教育者。

冒頭に掲げた歌は乃木希典の辞世の歌である。この殉死に対しては内外から賞賛と批判があった。乃木希典は明治を創った最後の武弁であった。明治天皇と乃木の死によって明治という偉大な時代が終わったのだ。

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11月10日 マルティン・ルター(神学者、教授、作家、聖職者)

たとえ明日、世界が滅びようとも、私は今日、リンゴの木を植える

マルティン・ルター(Martin Luther、1483年11月10日 – 1546年2月18日)は、ドイツの神学者、教授、作家、聖職者である。

「やがて成長して作物が得られるという希望がなければ農夫は畑に種を蒔かないだろう。子供が生まれるという希望がなければ人類に結婚という仕組みは出来なかっただろう。利益を得ることができるという希望がなければ商人は商売を始めないだろう。この世を動かしているのはすべて希望なのだ」
ルターの教えの通り、収穫という希望を胸に、リンゴの木を植えていこう。

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11月9日 ツルゲーネフ(ロシアの文豪)

時が過ぎるのが早いか遅いか、それに気づくこともないような時期に、人はとりわけ幸福なのである

イワン・セルゲーエヴィチ・ツルゲーネフ(1818年11月9日(ユリウス暦:10月28日) – 1883年9月3日(ユリウス暦:8月22日))は19世紀ロシア文学を代表する文豪である。ロシア帝国の貴族。

時間を忘れるように何かに取り組んでいる今、現在、この瞬間こそが、幸福そのものなのだ。幸福であることに気づかない状態を幸福というのである。

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11月8日 団藤重光(法学者)

死刑の存続は一国の文化水準を占う目安である

団藤 重光(だんどう しげみつ、正字体:團藤、1913年(大正2年)11月8日 – 2012年(平成24年)6月25日)は、日本の法学者。東京大学名誉教授。1974–83年(昭和49–58年)最高裁判所判事。1981年(昭和56年)日本学士院会員。1987年(昭和62年)勲一等旭日大綬章。1995年(平成7年)文化勲章。岡山県出身。

「人間の終期は天が決めることで人が決めてはならない」という団藤重光の死刑廃止論を改めて読みたい。

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11月7日 久保田万太郎(俳人、小説家、劇作家)

湯豆腐や いのちのはての うすあかり

久保田 万太郎(くぼた まんたろう、1889年(明治22年)11月7日 – 1963年(昭和38年)5月6日)は、大正から昭和にかけて活躍した俳人、小説家、劇作家。

以上、久保田万太郎という人物が匂うようなエピソードだ。自身は俳句は余技だとして位置づけていたのだが、そもそも俳句という文芸は本来は本業の合間に親しむ余技なのではないか。冒頭の俳句は久保田万太郎の人生をうたった傑作だ。

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11月6日 川喜田半泥子(陶芸家、実業家、政治家)

陶芸は余技だから売る必要がない。ゆえに自分の理想とするものを、他人のことなど気にせずに自由に自分の好きなように作ることができる

川喜田 半泥子(かわきた はんでいし、1878年(明治11年)11月6日 – 1963年(昭和38年)10月26日)は、日本の陶芸家・実業家・政治家。

芸術は遊びであり、生活の手段ではない。本阿弥光悦も自分も同じ考えだと半泥子は言う。趣味と本業の関係をどうするかは、いつの世も難題である。趣味が本業となれば、自由は消える。半泥子は昼は本業の銀行業務に正攻法で精を出し、余暇を存分に使って余技の陶芸の世界を自由奔放に満喫している。半分どろんこという意味の半泥子という名はこの人の生き方そのものだ。

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11月5日 入江泰吉(写真家)

花は究極の美

入江 泰吉(いりえ たいきち、1905年(明治38年)11月5日 – 1992年(平成4年)1月16日)は日本の写真家。

入江は、晩年は『万の花』シリーズの撮影に時間を費やしている。風景や背景の入った大和路の作品とは違って、万葉時代に咲いていた「花」という芸術の原点そのものの美に迫っていった。入江は「自然造形にこそ美の根源があり、そこから芸術が生まれ育ってきたのではないだろうか」と考えたのだ。『万葉の花』は最晩年に入江が辿りついた美の境地であった。

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11月4日 泉鏡花(小説家)

恨めしいって化けて出るのは田舎のお化けに限る。、、江戸っ子の幽霊は、好いた奴の処のほか出やしない

泉 鏡花(いずみ きょうか、1873年(明治6年)11月4日 – 1939年(昭和14年)9月7日)は、日本の小説家。

鏡花は「要するにお化けは私の感情の具現化だ」というのだが、お化けと幽霊の比較は面白い。「完全なる愛は『無我』のまたの名なり」ともいう鏡花の説によれば、お化けの恨みや幽霊の未練の両方とも「我」を忘れていないから、不完全な愛ということになるだろうか。

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11月3日 武田信玄(武将、戦国大名)

一日ひとつずつの教訓を聞いていったとしても、ひと月で三十ヵ条になるのだ。これを一年にすれば三百六十ヵ条ものことを知ることになるのではないか

武田 信玄(たけだ しんげん) / 武田 晴信(たけだ はるのぶ。 大永元年11月3日(1521年12月1日)-元亀4年 4月12日(1573年5月13日))は、戦国時代の武将、甲斐の守護大名・戦国大名。

そういった心得のなかでも私が気に入っているのは、1日1つを続ければ1年で365になるというこの教訓である。ものごとは一気になるものではない。「一日一つ」ということの凄みを信玄はよく知っていたと思う。心したい名言だ。

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11月2日 岸田国士(劇作家、小説家、評論家、翻訳家、演出家)

一人では何も出来ぬ。だが、まず誰かがはじめねばならぬ

岸田 國士(きしだ くにお、1890年(明治23年)11月2日 – 1954年(昭和29年)3月5日)は、日本の劇作家・小説家・評論家・翻訳家・演出家。

長女は詩人岸田衿子、次女は女優の岸田今日子で、この劇作家の血を引いて活躍している。
岸田国士はペンを武器に演劇の世界を変えようとした。冒頭に掲げた言葉の「始める誰か」は岸田自身だった。なにごとも自分から始めたい。そこに人生の栄光がある。

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