3月25日 辰野金吾(建築家)

一つもない。俺は一生懸命やったがダメだったなあ。

辰野 金吾 (たつの きんご、1854年10月13日〈嘉永7年8月22日〉- 1919年3月25日) は、日本の建築家である。

晩年に長男から、本人がつくった多くの建築物の中で気に入った建物を聞かれたときの返答がこの言葉だった。
冒頭の言葉は、辰野金吾の志の高さをあらわす言葉とみたい。

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3月24日 スティーブ・マックイーン(俳優)

できるだけ台詞を短くして皆の記憶に残るようにするんだ

テレンス・スティーブン「スティーブ」マックイーン(Terence Steven “Steve” McQueen, 1930年3月24日 – 1980年11月7日)は、アメリカの俳優。

台詞が長いと観客は深い印象を持たない。説明は不要で、本質だけを短い言葉で刺すように語る。それがマックイーンの魅力の源だった。世界最短の詩といわれる俳句、17文字の和歌、これらの命は長い。百年はおろか、千年の後の人にも影響を与えているのは、短いからだ。映画や芝居の台詞も、式典やパーティでも挨拶も、短い方がよろしい。

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3月24日 吉田五十八(建築家)

日本人には日本特有の雰囲気が醸し出される家が本当にいい住宅であると思う

吉田 五十八(よしだ いそや、1894年(明治27年)12月19日 – 1974年(昭和49年)3月24日)は昭和期に活躍し、和風の意匠である数寄屋建築を独自に近代化した建築家である。東京生まれ。

「亜流になるな」と弟子たちに教えていた吉田五十八は様々の分野の開拓者と同じく「うまず、たゆまず、一筋に、、、」日本とは何かを探し続けた人生だった。建築の分野で、住宅は住むためのものであり、しつように日本的なるものを追求した吉田五十八は建築家として二人目の文化勲章に輝いている。

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3月23日 川上哲治(プロ野球選手・監督、野球解説者)

中途半端だと、愚痴が出る。いい加減だと、言い訳がでる。真剣にやれば、知恵が出る

川上 哲治(かわかみ てつはる(現役時代は「てつじ」)、1920年3月23日 – 2013年10月28日)は、熊本県球磨郡大村(現・人吉市)出身のプロ野球選手・監督、野球解説者。

巨人軍の4番打者のとき「ボールがとまって見える」という境地にまで達した川上哲治は、日本一9連覇という空前絶技の偉業を成し遂げ、監督としてもその境地に達した。ここにあげた言葉を眺めると、人間集団を率いるマネジメントの大家であったとの感を深くする。

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3月23日 リー・クアンユー(シンガポールの政治家、初代首相)

資源が何もないことが、ここまできた秘密なんです

リー・クアンユー(1923年9月16日(旧暦8月6日) – 2015年3月23日)は、シンガポールの政治家、初代首相。首相退任後、上級相、内閣顧問を歴任した。

この言葉は人にも言える。資産がないこと、逆境にあること、それが発憤の源になる。そして組織にも言える。資源が乏しいからこそ、結束力と知恵で乗り切ることが可能になる。その鍵は教育、人づくりにある。

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3月22日 中山晋平(作曲家)

らしく、、、というのはいい言葉だよ。誰でもその人らしく振る舞えばいいのさ

中山 晋平(なかやま しんぺい、1887年(明治20年)3月22日 – 1952年(昭和27年)12月30日)は、日本の作曲家

職業に真剣に取り組むと、その職業らしい人になってくる。立ち振る舞い、目つき、そして人生観なども長い時間を経ると影響を受ける。しかし晋平の「らしく」は、日常の振る舞い、多くのエピソード、そういうものが人の個性を形づくるという意味だろう。「その人らしく振る舞えばいいのさ」は、肩の力を抜いて、気負いを捨てて生きることを肯定してくれる。しかし同時に「自分らしく」どう振る舞うべきか、という決断を試されるという逆の面もある。「自分らしく」を常に自分に問いかけよう。

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3月22日 城山三郎(小説家)

静かに行く者は健やかに行く。健やかに行く者は遠くまで行く

城山 三郎(しろやま さぶろう、1927年(昭和2年)8月18日 – 2007年(平成19年)3月22日)は、日本の小説家。

城山には組織と個人の葛藤を描いた作品が多い。偉人たちの志や苦闘を描いているが、組織の中で悪戦苦闘している人々は励まされる。私もその一人だった。静かに、健やかに、遠くまで行きたいものだ。

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3月21日 斉藤茂太(精神科医、随筆家)

人を集めよう。幸福が集まる

斎藤 茂太(さいとう しげた、1916年3月21日 – 2006年11月20日)は、日本の精神科医、随筆家である。斉藤茂吉の長男。次男は北杜夫。

斉藤茂太はモタさんが愛称だ。精神科医であったモタさんはあたたかく励ます言葉を発表して人々に生きる勇気を与えた。多くの人と幸せを分かちあうことが、自分が幸せになる道だ。人と接し、人と集う。人の集まるところに幸せがある。

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3月21日 深田久弥(小説家、登山家)

百の頂に百の喜びあり

深田 久弥(深田 久彌、ふかた きゅうや、1903年3月11日 – 1971年3月21日)は、石川県大聖寺町(現在の加賀市)生まれの小説家(随筆家)及び登山家である。

冒頭の言葉は、あらゆる分野に言えることだというより、こういう心意気で取り組むことが、ライフワークへの道だろう。

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3月20日 前原一誠(武士)

吾今国の為に死す、死すとも君恩に背かず。人事通塞(つうそく)あり、乾坤我が魂を弔さん

前原 一誠(まえばら いっせい、天保5年3月20日(1834年4月28日)-明治9年(1876年)12月3日)は、日本の武士(長州藩士)。諱は一誠。通称は八十郎、彦太郎。倒幕運動の志士として活躍したが、明治維新後、萩の乱の首謀者として処刑された。位階は贈従四位(大正5年(1916年)4月11日)。維新の十傑の1人。

越後府判事時代には年貢半減令と信濃川の分水計画で執拗に新政府に迫った。 直情径行であるが、動き出すときは私心がない。佐久間象山が言う「西洋の芸、東洋の道徳」の東洋の道徳、つまり東方の道を前原一誠は実現しようとしたのである。 もう一つの維新がそこにあった。

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