12月27日 松平定信(大名、老中)

いや、こういう時こそ、人心を一新する絶好の機会だ。不幸をかえって幸いとすべきだ

松平 定信(まつだいら さだのぶ、宝暦8年12月27日(1759年1月25日)-文政12年5月13日(1829年6月14日))は、江戸時代中期の大名、老中。陸奥白河藩第3代藩主。定綱系久松松平家第9代当主。江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗の孫に当たる。

白河藩主となった夏の浅間山の噴火による降灰、利根川の洪水、冷夏などによる、凶作で餓死者があふれた状況で、家臣が悪い時期に家督を相続されましたなと言ったときに、定信はかぶりをふって冒頭の言葉を吐いた。そして率先垂範して質素倹約につとめ、また人口増加策などを実施し大きな成果をあげている。環境、状況が悪いときこそは、改革のチャンスなのだ。

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12月27日 椋鳩十(小説家、児童文学作家)

人間は、一人ひとり、みんなすばらしい力を持っている。その力を出すために勉強しているんだよ

椋 鳩十(むく はとじゅう、1905年1月22日 – 1987年12月27日)は、日本の小説家、児童文学作家、鹿児島県立図書館長。

なぜ勉強をするのか。この問いに答えるのはなかなか難しい。児童文学に生涯を捧げ、子どもたちと触れあっていた椋鳩十の冒頭の言葉は、やさしいいが説得力を持っている。

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12月26日 五代友厚(武士(薩摩藩士、実業家)

仕事は命がけや。死んでも仕事は残る。そういう仕事をせなあかん

五代 友厚(ごだい ともあつ。天保6年12月26日(1836年2月12日-1885年9月25日)は、江戸時代末期から明治時代中期にかけての日本の武士(薩摩藩士)、実業家。

「地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ」という五代友厚は、死んでも残る仕事として、大阪経済の近代化という大きな目的に立ち向かった。「死んでも五代の築いた大阪は残る」と語り、実際に歴史に名を刻んでいる。後に残る仕事をしようとしているか、そして自分に負けずに達成したか、それが問題なのだ。五代友厚の生き方と残した言葉には、強く迫ってくるものがある。

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12月26日 白洲正子(随筆家)

今は命を大切にすることより、酒でも遊びでも恋愛でもよい、命がけで何かを実行してみることだ。そのときはじめて命の尊さと、この世のはかなさを実感するだろう

白洲 正子(しらす まさこ、1910年(明治43年)1月7日 – 1998年(平成10年)12月26日)は随筆家。

命をかけて、命を燃焼させて、何ごとかを為せ。そのとき初めて命の尊さ、そしてはかなさがわかる、という。晩年に近づくほどいい仕事をした白洲正子のこのメッセージは重く響く。

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12月25日 白隠慧鶴(禅僧)

煩悩即菩提

白隠 慧鶴(はくいん えかく、貞享2年12月25日(1686年1月19日) – 明和5年12月11日(1769年1月18日))は、臨済宗中興の祖と称される江戸中期の禅僧である。

子どもの頃に聴かされた地獄の責め苦が恐ろしくこれを避けるために出家を決心し、大悟するまで、白隠は悩み、苦しむ、増上し、慢心する。その折々に励ました、また戒めた言葉がある。それが道中の工夫は静中に勝ること百千億倍であるという意味の「道中工夫」と、「煩悩即菩提」である。この意味は「大きな迷いがあれば、大きな悟りがある。問題のないところに答えはない」である。迷いのない人生は悟りのない人生だ。できるだけ大きく迷え。大きな迷いが大きな悟りを得た白隠をつくったのだ。気を楽にして大いに迷おうではないか。

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12月25日 チャプリン(映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー、作曲家)

次の作品です

チャップリン(1889年4月16日 – 1977年12月25日)は、イギリス出身の映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー、作曲家である。左利き。世界の喜劇王。

「あなたの最高の傑作は?」という問いにチャプリンは「次の作品です」と答えた。常に次の仕事を自身の最高にしようとしていた。この心がけは見習いたい。実績を積むと、心が緩んで仕事が雑になる人が多いが、この人は手を抜かず、今まで身につけた経験と知恵を総動員して、最高のパフォーマンスをあげようとした。これが「世界の」という形容詞をつけられるほどの偉大さの源がある。

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12月24日 鈴木貫太郎(海軍軍人、政治家)

永遠の平和、永遠の平和

鈴木 貫太郎(すずき かんたろう、慶応3年12月24日(1868年1月18日) – 昭和23年(1948年)4月17日)は、日本の海軍軍人、政治家。

死の直前には「永遠の平和、永遠の平和」と非常にはっきりした声で二度繰り返したという。関宿町の実相寺に葬られた遺灰の中には二・二六事件の時に受けた弾丸が混ざっていた。総理退任後に住んだ千葉県野田市の質素な家が記念館になっている。そこで永遠の平和のために尽力した鈴木貫太郎を偲びたい。

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12月24日 加藤唐九郎(陶芸家、陶磁史研究家)

大家といわれる人たちは、年取るほど作品が若くなってくる。ゲーテ然り、トルストイ然り

加藤 唐九郎(かとう とうくろう、1897年(明治30)7月19日(※戸籍上は1898年(明治31)1月17日) – 1985年(昭和60)12月24日)は陶芸家、また陶磁史研究家。

あらゆる分野の大家たちは、年をとる、というよりも「年輪」を重ねるという姿で晩年を過ごしているのだ。自身を日々革新し、芸術革命を担っているという意識なのであろう。加藤唐九郎の日記はもう出ただろうか。読みたいたいものだ。

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12月23日 森戸辰男(学者、社会思想家、教育者)

何といっても教育の中心は教師です。いかによい制度ができても、いくらよい指導精神が紙の上ででき上がりましても、いくらよいカリキュラムや教育方法が考案されましても、よい教師がいなければよい教育は行えません

森戸 辰男(もりと たつお、1888年(明治21年)12月23日 – 1984年(昭和59年)5月28日)は、日本の学者、社会思想家、教育者(初代広島大学学長)、政治家(文部大臣)。

その森戸の教育論の中心は「よい教師」を創り出すことだった。制度、カリキュラム、教育方法などのインフラも重要だが、やはり教育は現場の教師の教育力に依るところがもっとも大きい。いかにして「よい教師」になるかは、教育現場にいる者の最大のテーマだ。

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第50回 トルストイ(音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』)

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「最上の幸福は、一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、よりよくなったと感ずることである」

『ビジネスに活かす偉人』第50回は、小説家、思想家のトルストイです。
ビジネスパーソンにとってとても勉強になる講座です。

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本編でお会いできるのを楽しみにしています。

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