12月9日 開高健(小説家)

悠々として、急げ

開高 健(かいこう たけし、かいこう けん、1930年12月30日 – 1989年12月9日)は、日本の小説家。1930年に大坂で生まれ旧制大阪高校に入るが学制変更で大阪市立大学法学部に入学しなおす。20歳の時に処女作「印象生活」を発表。

サントリーの名コピーライターであったこの人の言葉は素敵だ。「少年の心で、大人の財布で歩きなさい」「危機と遊びが男を男にする」「朝霧の一滴にも 天と地が 映って

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12月8日 嵐寛寿郎(映画俳優、映画プロデューサー)

この世界には、一つきり思想あらしまへん、ウンおもろいやないか、よっしゃ、それゆこう、と

嵐 寛壽郎(あらし かんじゅうろう、新字体:寛寿郎、1902年12月8日 – 1980年10月21日)は、日本の映画俳優、映画プロデューサーである。

私生活では5回の結婚と4回の離婚とを繰り返したが、別れるたびに前妻に全財産と家屋敷を譲り渡していた。 金銭面には無頓着で、生涯遊べるだけの金を稼ぎながら、財産はほとんど残さなかった。贅沢が嫌いで、衣装道楽も縁がなく、和服も2、3着より持たず、背広も靴も既製品、煙草はマッチ派だった。全盛期でも自宅から撮影所まで自家用車を使わず京福電鉄嵐山線を利用、戦後はもっぱら円タクを使った。嵐寛寿郎は俳優の仕事も私生活も「ウンおもろいやないか」の思想で過ごしたのである。

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12月8日 諸橋轍次(漢字の研究者、文学博士)

無理をしない

諸橋 轍次(もろはし てつじ、1883年6月4日 – 1982年12月8日)は、漢字の研究者で大著「大漢和辞典」や「広漢和辞典」(ともに大修館書店刊)の編者。文学博士。東京文理科大学名誉教授。都留短期大学および都留文科大学の(四年制大学としての)初代学長。三男の諸橋晋六は静嘉堂文庫理事長のほか三菱商事社長・会長も務めた。

この「無理をしない」である。このような事業は無理をしないと完成までにはこぎ着けないのではないかと思うが、さに非ず。辞書の編集という事業は根気と体力を要する仕事であり、諸橋自身も肺炎、肋膜炎、百日咳、白内障、そして失明同然になっていく。そういう健康状態の中で、使命感にかられながらも、無理をしないで長期戦、持久戦でライフワークに挑んだのである。99歳という長寿はそれが正しかったことをうかがわせる。

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12月7日 俵萌子(評論家・エッセイスト)

肝心なのは、より高く高くと、自ら求めて変わっていくこと

俵 萠子(たわら もえこ、1930年12月7日 – 2008年11月27日)は、日本の評論家・エッセイスト。

「より高く高くと、自ら求めて変わっていくこと」という俵萌子の生き方に学びたい。

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12月7日 佐野常民(武士、政治家)

博愛これを仁という。仁とは人をいつくしむこと

佐野 常民(さの つねたみ、1823年2月8日(文政5年12月28日) – 1902年(明治35年)12月7日)は、日本の武士(佐賀藩士)、政治家。日本赤十字社の創始者。官職は枢密顧問官、農商務大臣、大蔵卿、元老院議長。勲等は勲一等。爵位は伯爵。「佐賀の七賢人」の1人。

幕末から明治の時代に、政治・産業・科学・芸術の分野で先進的な活動を展開した佐野常民は想像以上の巨人であった。その常民は、「博愛これを仁という。仁とは人をいつくしむこと」という言葉を残している。佐野常民のエネルギーの源がそれである。

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12月6日 仁科芳雄(物理学者)

環境は人を創り、人は環境創る

仁科 芳雄(にしな よしお、1890年(明治23年)12月6日 – 1951年(昭和26年)1月10日)は、日本の物理学者である。日本に量子力学の拠点を作ることに尽くし、宇宙線関係、加速器関係の研究で業績をあげた。日本の現代物理学の父である。

長岡半太郎、仁科芳雄、湯川秀樹、朝永振一郎、そしてノーベル賞受賞者が今日まで続いているという日本物理学の輝かしい伝統をみると、人をめぐる環境というものの大きな影響を感じる。人は時代の子であり、環境の子である。しかし一方で人は自分を巡る環境を創ることもできる。この循環の中で、人も時代も進歩していく。

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12月6日 徳川光圀(水戸藩の第2代藩主)

誕生日は、最も粗末な食事でいい。この日こそ、母を最も苦しめた日なのだから

徳川 光圀(とくがわ みつくに、寛永5年6月10日(1628年7月11日)- 元禄13年12月6日(1701年1月14日))は、常陸水戸藩の第2代藩主。

頭脳明晰で判断力に優れ、顔だちもよく行動も俊敏だった。しかし光圀は三男であった。光圀は兄二人を差し置いて6歳で世子になり、水戸徳川家を継ぐのだが、中国の「伯夷伝」にならい次代は兄の子に継承させ、兄の深い悲しみに答えた。この言葉も、情に厚い光圀の真骨頂を示している。

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12月5日 吉本せい(吉本興業創業者、芸能プロモーター)

笑わせなあきまへんで

吉本 せい(よしもと せい、1889年12月5日 – 1950年3月14日)は、吉本興業創業者、芸能プロモーター。

吉本興業の使命は大衆を「笑わせる」ことだった。人を観る。時代を先取りする。意見をよく聞く。そしていいと思ったものは失敗を恐れず断固実行する。お笑いに人生を賭けた女大将は、「笑わせなあきまへんで」と常に言いながらお笑いの集団を組織していった。吉本せいをモデルにした2017年10月から始まったNHK朝ドラ「わろてんか」でその人生ドラマを楽しみたい。

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12月5日 ネルソン・マンデラ(政治家、弁護士)

もしもあなたが敵と平和を築きたいなら、敵とともに働かなくてはならない。そうすれば敵はあなたのパートナーとなる

ネルソン・ホリシャシャ・マンデラ(1918年7月18日 – 2013年12月5日)は、南アフリカ共和国の政治家、弁護士である。南アフリカ共産党中央委員、アフリカ民族会議議長(第11代)、下院議員(1期)、大統領(第8代)を歴任。

敵を倒す。殲滅する。支配する。虐げる。そういう考えでは平和は来ない。新たな差別の歴史が始まるに過ぎない。過去を忘れるだけでは真の和解はこない。昨日までの憎き敵を尊重し、ともに建設に向かう。四半世紀以上にわたる獄中生活で身に付けたマンデラの不動の哲学は、新たな次元を迎えた国家建設の指針となった。リーダーは敵をパートナーに変えるこのマンデラの教えを学びたい。

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12月4日 リルケ(詩人、作家)

現在持っている最上の力より以下の仕事をしてはならない

ライナー・マリア・リルケ(Rainer Maria Rilke、1875年12月4日 – 1926年12月29日)は、オーストリアの詩人、作家。シュテファン・ゲオルゲ、フーゴ・フォン・ホーフマンスタールとともに時代を代表するドイツ語詩人として知られる。

小説家・野上弥生子は「現在もっている最上の力より以下の仕事をしてはならない、とするリルケの言葉は私たちも死ぬまで忘れてはならないものであろう」と述べて仕事に没頭している。「後日に思いを残す未練が生じないように、その時点において思い浮かべるすべてを書き尽くすつもりで集約の気分に発してとりかかる姿勢を常に私は基本方針としていた」と、谷沢永一がいうのと同じ厳しく固い決意である。最上の仕事の連続が生きている証となって結実するのだ。持てる力を最大限に発揮した仕事をしよう。

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