1月27日 野口雨情(詩人、童謡・民謡作詞家)

童謡は童心性を基調として、真、善、美の上に立つてゐる芸術であります。童謡の本質は知識の芸術ではありません、童謡が直(すぐ)に児童と握手の出来るのも知識の芸術でないからであります。童謡が児童の生活に一致し、真、善、美の上に立つて情操陶冶の教育と一致するのも超知識的であるからであります。

野口雨情(のぐち うじょう、1882年(明治15年)5月29日 – 1945年(昭和20年)1月27日、本名・英吉)は、詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西條八十とともに、童謡界の三大詩人と謳われた。

日本の土より生まれた自然詩である童謡は、子どもの童心に深く訴えかけることで、情操教育としてこの上ない芸術だった。

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1月26日 藤本義一(小説家、放送作家)

女性が魅かれるのは、仕事をしている男であって、仕事をさせられている男ではない

藤本 義一(ふじもと ぎいち、1933年(昭和8年)1月26日 – 2012年(平成24年)10月30日)は、日本の小説家、放送作家。大阪を舞台にした作品を書き、エッセイも数多い。

交遊が広く、世の中とそこで生きる人を見る目があったのは、冒頭の名言でわかる。仕事をさせられている男に魅力はない。仕事に挑戦している男の姿に女が惚れるのだ。

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1月26日 藤沢周平(小説家)

物をふやさず、むしろ少しづつ減らし、生きている痕跡をだんだん消しながら、やがてふっと消えるように生涯を終えることができたら、しあわせだろうと時どき夢想する

藤沢 周平(ふじさわ しゅうへい、1927年(昭和2年)12月26日 – 1997年(平成9年)1月26日)は、日本の小説家。

まじめに生きようとする庶民に向けたしみじみとした藤沢のメッセージは時を超えて読者の心に深く響くだろう。

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1月25日 樋口広太郎(実業家)

悩みがないのは仕事をしていない証拠だ

樋口 廣太郎(ひぐち ひろたろう、1926年(大正15年)1月25日 – 2012年(平成24年)9月16日)は日本の実業家。アサヒビール中興の祖。

「仕事十訓」と「管理職十訓」にはアサヒビール中興である樋口広太郎の仕事に関する叡智がつまっている。その樋口が絞り出した仕事人へのアドバイスは、「悩め!」である。

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1月25日 小林一三(実業家、政治家)

下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしてはおかぬ。

小林 一三(こばやし いちぞう、1873年(明治6年)1月3日 – 1957年(昭和32年)1月25日)は日本の実業家、政治家。阪急電鉄・宝塚歌劇団・阪急百貨店・東宝をはじめとする阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者。

人材はたくさんいるわけではないから、どんな人間にもどしどし仕事をさせて、優れた人物に育て上げていくという小林の教育哲学の真髄がこの言葉にはある。

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1月24日 ホフマン(作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家)

才能を疑い出すのがまさしく才能のあかしなんだよ

エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン(Ernst Theodor Amadeus Hoffmann, 1776年1月24日 - 1822年6月25日)はドイツの作家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家。文学、音楽、絵画と多彩な分野で才能を発揮したが、現在では主に後期ロマン派を代表する幻想文学の奇才として知られている。

まったく才能が無い人は才能があるのではないかとは考えない。才能があるに違いないと思ってはいるが、時々自分には才能がないのではないかとの疑いがふっと脳裏をかすめる。そんなはずはないと工夫を重ねる。その繰り返しで才能は姿を現す。ホフマンはそういう過程を忍耐強く進んだ人だったのだろう。

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1月24日 日野葦平(小説家)

言葉さかんなればわざはひ多く 眼鋭くして盲目に似たり 敏き耳豈聾者に及ばんや 不如不語不見不聞

火野 葦平(ひの あしへい、1907年(明治40年)1月25日 – 1960年(昭和35年)1月24日)は、昭和戦前・戦後期の。

鋭い耳、よく見える目、豊かな言葉。そういう才能は、むしろ不幸を招く、という。それは火野葦平の人生観なのだろうか。

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1月23日 スタンダール(小説家)

愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ

スタンダール(Stendhal、1783年1月23日 – 1842年3月23日)は、グルノーブル出身のフランスの小説家。

スタンダールの鋭い観察に基づく恋愛に関する客観的な言葉には真実を感じる。しかし冒頭の言葉からは、愛情の本質がみえる。

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1月23日 新島襄(宗教家、教育者)

天を怨みず、人を咎めず。 腹の立ったときに、小言をいうな。

新島 襄(にいじま じょう、天保14年1月14日(1843年2月12日) – 明治23年(1890年)1月23日)は日本の宗教家、教育者。学位は理学士。同志社英学校(後の同志社大学)を興した。

天運を怨まず人を責めない、教育に生涯を捧げた新島襄のこの言葉は教育者への訓戒でもある。

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1月22日 鳥井信一郎(実業家、サントリー元会長)

生活文化企業

鳥井 信一郎(とりい しんいちろう、1938年1月22日 – 2004年7月5日)は、日本の実業家でサントリー(現サントリーホールディングス)元社長・元会長。元関西経済連合会副会長。

「常に時代の先端を走りたいと願う企業にとって、文化支援活動は必要条件といえるものではないでしょうか。文化支援活動は純粋文化とかかわることによって、次の時代の生活文化を探索する大きな糧となるかあです」と『まかせて伸ばす サントリーの連星経営』の中で鳥井信一郎は語っている。
「生活文化産業」「生活文化企業」というキーワードは、多くの企業が参考にした考え方であった。一つの企業だけでなく、経営の新しい流れを創りだしたのだ。

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