2月6日 三原脩(プロ野球選手、監督、球団経営者)

覇権を握るのは難しい。覇権を持続することはさらに難しい。しかし一度失った覇権を奪回することはさらに難しい。

三原 脩(みはら おさむ、1911年11月21日 – 1984年2月6日)は、香川県仲多度郡神野村(現:同県同郡まんのう町)出身のプロ野球選手(内野手。右投右打)・監督・球団経営者。

覇権を握ってはすぐにライバルに追いつかれ、失った覇権を取り戻すにはそれまでの努力以上が要求される。近代以降の世界の歴史においても、「覇権」を巡るこの言葉は当てはまる。

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2月5日 尾崎士郎(小説家)

あれもいい、これもいいという生き方はどこにもねえや。あっちがよけりゃこっちが悪いに決まっているのだから、これだと思ったときに盲滅法に進まなけりゃ嘘です

尾崎 士郎(おざき しろう、1898年(明治31年)2月5日 – 1964年(昭和39年)2月19日)は、日本の小説家。

数多くの著名な男たちと浮名を流した宇野千代が、その男たちの中で最高だと折り紙をつけたのが尾崎士郎だった。その魅力は右顧左眄せずに盲滅法に一直線に向かっていく迫力にあったのではないだろうか。

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2月5日 中川一政(洋画家、美術家、歌人、随筆家)

私はよく生きた者がよく死ぬことができるのだと思っている。それはよく働くものがよく眠るのと同じことで、そこに何の理くつもない。

中川 一政(なかがわ かずまさ、1893年(明治26年)2月14日 – 1991年(平成3年)2月5日)は、東京府生まれの洋画家、美術家、歌人、随筆家である。

体と頭を使っていい仕事をした日は、ぐっすり眠れる。その繰り返しがよく生きたことになる。その先によい死が待っている。それを信じていこう。

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2月4日 井上円了(仏教哲学者、教育者)

諸学の基礎は哲学にあり

井上 円了(いのうえ えんりょう、安政5年2月4日(1858年3月18日) – 大正8年(1919年)6月6日)は、仏教哲学者、教育者。

哲学というと難解な近寄りがたい感じがするが、先入観や偏見にとらわれることなく、物事の本質に迫ることであり、また自らの問題として深く考えることだろう。その延長線上に社会の問題・課題に主体的に取り組む行為が出てくる。哲学することなしに、つまり自らの問題として本質に迫ることなしに、学問は成り立たない。だから、諸学の基礎は哲学なのだ。

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2月4日 秋山真之(軍人)

人間の頭に上下などない。要点をつかむという能力と、不要不急のものは切り捨てるという大胆さだけが問題だ。

秋山 真之(あきやま さねゆき、旧字体: 秋山 眞之、慶応4年3月20日(1868年4月12日) – 大正7年(1918年)2月4日)は、日本の海軍軍人。

大事なのは、末ではなく、本である。枝葉末節の細かな点の確認より、要点、本質をつかむことが、課題解決へ向けての真っ直ぐな道だ。その道を歩むためには余計なことには心を煩わせないようにしなければならない。日本を救った秋山のこの言葉には深く納得する。

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第4回 サイボクハム 笹崎龍雄 (音声講座『ビジネスに活かす偉人の名言』)

音声講座 ビジネスに活かす偉人の名言

音声講座 受付中

『ビジネスに活かす偉人』第4回はサイボクハム 笹崎龍雄です。
青年期の頃から、創業の時のことなど、ビジネスパーソンにとってとても勉強になる講座です。

詳細は下記のページを御覧ください。
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本編でお会いできるのを楽しみにしています。

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2月3日 田辺元(哲学者)

懺悔とは、私の為せる所の過てるを悔い、その償ひ難き罪を身に負ひて悩み、自らの無力不能を慚ぢ、絶望的に自らを抛ち棄てる事を意味する

田辺 元(たなべ はじめ、1885年2月3日 – 1962年4月29日)は、日本の哲学者。西田幾多郎とともに京都学派を代表する思想家。元京都大学教授、京都大学名誉教授。1947年帝国学士院会員、1950年文化勲章受章。

戦争を煽った有力者の中で、文学の高村光太郎は岩手の山荘で懺悔の厳しい生活を送ったし、徳富蘇峰も隠遁したが、その心境は同じく思想面で国家主義を推進した田辺元のこの厳しい懺悔の言葉と同じであったろう。田辺も軽井沢で隠遁生活を送るのだが、「日本民主主義」を提唱するなど、その思想は進化していったようである。

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2月3日 福沢諭吉(武士、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者)

今日も生涯の一日なり

福澤 諭吉(ふくざわ ゆきち、新字体:福沢 諭吉、天保5年12月12日(1835年1月10日)- 明治34年(1901年)2月3日)は、日本の武士(中津藩士のち旗本)、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者。

生涯という、長く、しかし短い年月の限られた時間を意識しながら、一日一日、その日その日を大切に生きていきたい。

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2月2日 菅茶山(儒学者・漢詩人)

雪は山堂を擁して 樹影深し 檐鈴動かず 夜沈沈 閑かに乱帙を収めて疑義を思えば 一穂の青灯 万古の心

菅 茶山(かん ちゃざん(さざん)、延享5年2月2日(1748年2月29日)- 文政10年8月13日(1827年10月3日))は、江戸時代後期の儒学者・漢詩人。藩校弘道館教授、藩校誠之館教授。備後国安那郡川北村(現広島県福山市神辺町)の出身。

茶山は謙虚で礼儀正しい人で、さまざまの分野の人と交わった。菅茶山の詩は有名で、平淡な作風は当時の詩壇に大きな影響を与えた。その漢詩の一つが冒頭に掲げた詩である。しんしんと降る雪の中の書斎で書物を読み込み、腑に落ちない部分を改めて考えてみると、部屋の灯りを通して先人の姿と心が見えてくる。書物を読む楽しみを静かにうたっていて、心に沁みる詩である。

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2月2日 バートランド・ラッッセル(哲学者、論理学者、数学者)

教育は楽しむ能力を訓練することにある。文学、絵画、音楽などに見識のある楽しみを見いだせるのが「紳士」のしるしの一つだった。

第3代ラッセル伯爵、バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル(1872年5月18日 – 1970年2月2日)は、イギリスの哲学者、論理学者、数学者、貴族。

この言葉は「テーマを持て」、と私には聞こえる。

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