2月11日 市川房枝(婦人運動家、政治家)

運動は事務の堆積なり

市川 房枝(いちかわ ふさえ、1893年(明治26年)5月15日 – 1981年(昭和56年)2月11日)は、日本の婦人運動家、政治家(元参議院議員)。

市川の軌跡を追うと華麗な経歴をささえた膨大な事務量が透けて見える。「運動は事務の堆積なり」は市川房枝の人生からあぶり出された至言である。

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2月10日 田河水泡(漫画家、落語作家)

見栄をはらずに、自分には自分なりの力があることを自覚しましょう。それが真理なのです

田河 水泡(たがわ すいほう、1899年(明治32年)2月10日 – 1989年(平成元年)12月12日)は、日本の漫画家、落語作家。昭和初期の子供漫画を代表する漫画家であり、代表作『のらくろ』ではキャラクター人気が大人社会にも波及し、鉛筆、弁当箱、帽子、靴などさまざまなキャラクターグッズが作られるなど社会現象となるほどの人気を獲得した。手塚治虫に始まるストーリー漫画の先駆者である。

自分の身の丈にしっくり合った主人公「のらくろ」を創りだしたから、50年続いた超長寿作品になったのだろう。見栄をはらずに、自分なりの仕事をした。その結果、オタマジャクシが蛙になったのである。見事な人生というべきだろう。

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2月10日 松浦武四郎(探検家、浮世絵師、好古家)

我死なば焼くな埋めな新小田に捨てて秋のみのりをば見よ

松浦 武四郎(まつうら たけしろう、文化15年2月6日(1818年3月12日) – 明治21年(1888年)2月10日)は、江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家、浮世絵師、好古家。

日本中をくまなく歩いた末が、一畳の書斎での生活であり、たいそうな葬儀はせずに田んぼの脇に捨ててくれ、秋の実りを自分と思え、というのが最後の心境だったのは興味深い。

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2月9日 双葉山(大相撲力士)

稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく

双葉山 定次(ふたばやま さだじ、1912年2月9日 – 1968年12月16日)は、大分県宇佐郡天津村布津部(現:大分県宇佐市下庄)出身の元大相撲力士。第35代横綱。

双葉山はの立ち合いは、相手が立てば自分も立つというものであった。そしてその立ち合いは「後手の先」と呼ばれた。先に相手が立つが、それより先に自分の形にしてしまうという意味である。これが本当の横綱相撲だろう。本番のごとく稽古し、本番は平常心で稽古のように取る。大横綱のこの教訓は、あらゆる人に当てはまる。

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2月9日 手塚治虫(漫画家、アニメーター、アニメーション監督)

一流の映画を見ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め、そして、それから自分の世界を作れ

手塚 治虫(てづか おさむ、1928年(昭和3年)11月3日 – 1989年(平成元年)2月9日)は、日本の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。

ある表現手段を獲得した人は、必ず世界を表現し我が手に納めようとする。その典型が天才・手塚治虫である。

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2月8日 伊藤若冲(画家)

具眼の士を千年待つ

伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう、正徳6年2月8日(1716年3月1日) – 寛政12年9月10日(1800年10月27日))は、近世日本の画家の一人。江戸時代中期の京にて活躍した絵師。写実と想像を巧みに融合させた「奇想の画家」として曾我蕭白、長沢芦雪と並び称せられる。

この若冲は生前はさほど評価されてはいなかったが、千年のスケールでは自分の絵を正しく評価する人が現れると自負していたのだ。どうもその予言は当たったようである。

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2月8日 栄久庵憲司(工業デザイナー)

モノを作ること、デザインを作ることは、念仏を唱えることと一緒

榮久庵 憲司(えくあん けんじ、1929年9月11日 – 2015年2月8日)は、日本の工業デザイナー。

インダストリアルデザインという分野の開拓者は、子どもの頃の海外経験、マネジメントでは海軍兵学校、浄土宗僧侶としての視点など、すべてを生かしながら、「道具道」を極めようとしていたとの感を深くする。

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2月7日 高崎達之助(政治家・実業家)

競争者が多くいることはいいことだ。自分がどんなに勉強しているか本当に批評してくれるのは、競争者以外にはない

高碕 達之助(たかさき たつのすけ、1885年2月7日 – 1964年2月24日)は、日本の政治家・実業家。満州重工業開発株式会社総裁、電源開発初代総裁、通商産業大臣、初代経済企画庁長官などを歴任した。

通常の会話では競争相手のことをライバルというが、本来の意味は同等もしくはそれ以上の実力を持つ競争相手の事だ。日本語では好敵手という意味合いである。実力が明らかに上の人はさらに上の人物をライバル視する。この言葉は少し下の人が少し上の人を意識する言葉のようだ。さて、日中のLT貿易で名前が残っている高崎達之助の冒頭の言葉は、競争者を歓迎する言葉だ。確かに自分の実力を本当に知ってくれるのは、同じ分野でしのぎを削る競争者である。

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2月7日 岩崎弥太郎(実業家)

創業は大胆に、守成には小心なれ

岩崎 弥太郎(いわさき やたろう、天保5年12月11日(1835年1月9日) – 明治18年(1885年)2月7日)は、日本の実業家。

創業者・弥太郎は、危ない橋を何度もわたり成功をおさめた。激動期を大胆に行動し乗り切っていった。時代背景が違うのであり、守る立場になったなら小心に細心にという子孫に残したこの言葉を家訓として実行していった。人が集う組織のあり方への優れた教訓である。

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2月6日 岩佐凱実(実業家、銀行家)

人間、『運鈍根』と言われるが、三つのうちどれが大切かと言われたら、それはやっぱり『根』だろう。運が開かれることも必要だが、それを深め、広げるのは『鈍』であり『根』。真打ちは『根』だ

岩佐 凱実(いわさ よしざね、1906年2月6日 – 2001年10月14日)は、日本の実業家、銀行家。経済同友会代表幹事、安田銀行常務、富士銀行頭取、経団連副会長。(財)日本心臓財団会長。

「運・鈍・根」という言葉はよく知られいるが、この3つの関係を語ったのが岩佐の慧眼である。生涯に誰にも訪れる「運」をつかむことができるか。次にその運を生かすためには、「鈍」つまり打たれ強さが要る。ここまではなんとかできるかも知れないが、最後の「根」がなかなか続かない。根は粘り強さと理解したい。岩佐はこの関係を解きほぐしてくれた。

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