4月3日 菊村到(作家、小説家)

仕事をするということは自分を開発し発見していくことに他なりません

菊村 到(きくむら いたる 1925年5月15日 – 1999年4月3日)は作家、小説家。本名は戸川雄次郎。
1948年、大学卒業と共に読売新聞社へ入社。社会部の記者として活動する傍らで執筆活動を行う。

仕事は全力を注がなければ成果はでないから、いい仕事をしている人は自分の中の資源を開発している人であり、日々新しい自分を発見し続けている人である。菊村到は小説を書き続ける中で、自身の関心や興味のありどころを発見し、能力を確認し、それを天命として受け入れていったのだ。自己発見とは、自己開発、自己創造していく道程の末にようやく見えてくるのものなのだ。そうして、やがて自分は本当の自分になる。

【久恒啓一】
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