11月2日 徳富蘇峰(ジャーナリスト、思想家、歴史家、評論家)

人生は一種の苦役なり。ただ不愉快に服役すると欣然として服役するとの相違あるのみ

徳富 蘇峰(とくとみ そほう、1863年3月14日(文久3年1月25日) – 1957年(昭和32年)11月2日)は、明治から昭和にかけての日本のジャーナリスト、思想家、歴史家、評論家。「國民新聞」を主宰し、大著「近世日本国民史」を著したことで知られる。生前自ら定めた戒名は百敗院泡沫頑蘇居士(ひゃぱいいんほうまつがんそこじ)。

蘇峰は「人に百歳の寿なく、社会に千載の命なし」と言い、実際に本人も95歳の長寿を全うしているが、もうすぐ人生百年時代が訪れる。不愉快に服役するには長すぎる。浪費するにはあまりにも惜しい。34年かかって、ライフワークを完成し、さらに支那史に挑もうとした蘇峰を見習ってこの時間の長さを喜んで何か価値あるものに使いたいものだ。

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