8月22日 向田邦子(脚本家、エッセイスト、小説家)

どこで命を終わるのも運です。、、骨を拾いにくることはありません

向田 邦子(むこうだ くにこ、1929年(昭和4年)11月28日 – 1981年(昭和56年)8月22日)は、テレビドラマ脚本家、エッセイスト、小説家。第83回直木賞受賞。

向田邦子は1981年、台湾での航空機事故で死去。「どこで命を終わるのも運です。、、骨を拾いにくることはありません。」、この遺書は2年ほど前に書かれている。飛行機事故(1981年8月22日)を想定していたかのようだ。「死んだ後も人に思い出してもらえるようなものを書こう」と本人が言っていたように、冒頭の言葉は自ら選び取った生き方への矜持が滲む言葉である。

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8月21日 遠山啓(数学者)

偏るのがなぜ悪いのでしょう。過去において『何か』をやった人はたいてい何かひとつの事で優れて偏った人です

遠山 啓(とおやま ひらく、1909年8月21日 – 1979年9月11日)は、熊本県下益城郡(現・宇城市)出身の日本の数学者。数学教育の分野でよく知られる。

遠山啓は、『無限と連続』『数学入門』などの名著を世に送っただけでなく、狭い意味での数学者を超えた行動する数学者であった。この名前は私の世代には馴染みが深い。晩年には堅苦しい「数学」イメージを解き放つために、「数楽」と書き換えることでその楽しさを強調しようとしたこともある。この数学という思想を究めた知的巨人は、若者たちに「偏れ」と語る。平均的な人間には突破力は備わっていない。ある分野に突出した人間によって次の時代が開く。

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8月21日 むのたけじ(ジャーナリスト)

『反骨のジャーナリスト』というのは、、二重形容だ

むのたけじ(本名:武野 武治、1915年1月2日 – 2016年8月21日)は、日本のジャーナリスト。

そもそも、反骨ではないジャーナリストというものは存在しない。解説や擁護はジャーナリズムではない。ジャーナリズムの本質を一言で述べた名言だ。ここに人生100年を真摯に生きた人がいる。

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8月20日 高杉晋作(長州藩士)

男子というものは、困ったということは、決していうものじゃない

高杉 晋作(たかすぎ しんさく、天保10年8月20日(1839年9月27日)- 慶應3年4月14日(1867年5月17日))は、江戸時代後期の長州藩士。幕末に長州藩の尊王攘夷の志士として活躍した。

幕末の風雲児高杉晋作は、「大閣も天保弘化に生まれなば 何も得せずに死ぬべかりけり」と言い、時代の転換期に躊躇なく決断し、果断に実行していった。そして野村望東尼が下の句をつけたように「面白きこともなき世を面白く」と考えており、どのような場面でも「困った」とは言わない。取るべき行動はいつも明確だった。「弔むらわる人に入るべき身なりしに 弔むらう人となるぞ はづかし」とも言ったが、奇兵隊総督として江戸から明治も大転換の先駆けとなり、27歳という若さで没し、不朽の名を残した。

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8月20日 細川幽斎(武将、大名、歌人)

物の成る人、朝起きや身を働かせ小食に灸をたやさず。物の成らぬ人、夜遊びや朝寝昼寝に遊山好き引っ込み思案油断不根気

細川 幽斎(ほそかわ ゆうさい)/ 細川 藤孝(ほそかわ ふじたか)(天文3年4月22日(1534年6月3日)- 慶長15年8月20日(1610年10月6日))は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。歌人。幽斎は雅号。法名を玄旨。

足利幕府、織田政権、豊臣政権、徳川幕府と、変転きわまりない時代に、権力の趨勢と変転を見極めて、生き抜いたこの不世出の人物が、冒頭の言葉を言ったと新渡戸稲造の本にある。この「物のなる人・ならぬ人」も、「中庸という大道」という生き方といい、意外なことだが権謀術数の人というより、至誠の人というべきか。
物の成らぬ人として例示されている行動や心根は、自己を顧みて改めて反省!

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8月19日 オーヴィル・ライト(発明者、世界初の飛行機パイロット)

ウィルと私は夢中になれるものがあったので、朝が待ち遠しくて仕方がなかった。それが幸せというものさ

オーヴィル・ライト(1871年8月19日 – 1948年1月30日)ライト家の四男でウィルバーの弟。オハイオ州デイトン出身。
ウィルバー・ライト(1867年4月16日 – 1912年5月30日)ライト家の三男でオーヴィルの兄。インディアナ州東部の小さな村ミルビル(英語版)出身。
ライト兄弟(ライトきょうだい)は、アメリカ出身の動力飛行機の発明者で世界初の飛行機パイロット。世界最先端のグライダーパイロットでもあった。自転車屋をしながら兄弟で研究を続け、1903年に世界初の有人動力飛行に成功した。

「我々は、飛行機はきっと空を飛ぶと確信していた」とオーヴィルは語っている。「朝が待ち遠しい」というほどの大プロジェクトを、夢中になって突き進み目的を遂げた。確かにオーヴィルが言うように幸せな日々だったろう。

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8月19日 尚泰王(琉球国王)

命どぅ宝(ぬちどうたから)

尚 泰王(しょう たいおう、1843年8月3日(道光23年7月8日) – 1901年(明治34年)8月19日)は、第二尚氏王統第19代にして最後の琉球国王(在位:1848年6月8日 – 1872年10月16日)、後に日本の華族として琉球藩王(在位:1872年10月16日 – 1879年4月4日)、侯爵。童名は思次良金。父は、第18代国王尚育王。

「命どぅ宝」とは、「命こそ宝。命は宝物であり、最も尊いもの」という意味の言葉である。沖縄の反戦運動で使われる言葉であるが、事故や病気等、広い意味で命を大切にしようという意味で使われている。命があれば希望が残る。最後の琉球王・尚泰が残したとされる悲痛な名言だ。

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8月18日 伊藤左千夫(歌人、小説家)

吾々が時代の人間になるのではない、吾々即時代なのだ。吾々以外に時代などと云うものがあって堪るものか。吾々の精神、吾々の趣味、それが即時代の精神、時代の趣味だよ

伊藤 左千夫(いとう さちお、元治元年8月18日(1864年9月18日) – 大正2年(1913年)7月30日)は日本の歌人、小説家。

冒頭に掲げた言葉のように、吾々自身が時代であると確信し高らかに宣言し、一つの時代を牽引した伊藤左千夫は、確かに短歌革新において正岡子規から斎藤茂吉・土屋文明を繋ぐ時代の役割を十分に果たした。しかし、晩年はその時代の流れに乗り遅れるのである。時代の流れに上手に棹さすことはことは難事である。伊藤左千夫が50歳の若さで没したのはむしろ幸いだったかもしれない。

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8月18日 豊臣秀吉(武将、大名、天下人)

一職を得れば一職、一官を拝すれば一官、心頭を離れず、ひたすらにそれをつとめしのみ、他に出世の秘訣なるものあらず

豊臣 秀吉(とよとみ ひでよし、天文6年2月6日(1537年3月17日) – 慶長3年8月18日(1598年9月18日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、大名、天下人。関白、太政大臣、太閤。

日本史上最高の出世を果たした秀吉の出世の秘訣が冒頭の言葉である。秘訣は「置かれた場所で咲きなさい」だった。出世は、こういった心がけの結果に過ぎなかったという述懐である。

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