8月26日 コロンブス(探検家、航海者)

0から1を創るのは、難しい。1から2を作ることは、易しい

クリストファー・コロンブス(1451年頃 – 1506年5月20日)は探検家・航海者・コンキスタドール、奴隷商人。定説ではイタリアのジェノヴァ出身。大航海時代においてキリスト教世界の白人としては最初にアメリカ海域へ到達したひとりである。

「誰にでもできることでも、最初にやろうとするには閃きと勇気が必要だ」、これは「コロンブスの卵」で知られるエピソードの時にコロンブスが語った言葉だ。「0から1」、つまり最初に始めることにこそ大いなる価値があるということだ。冒頭の言葉も、「つくる」を、
「創る」と「作る」に変えて表現している。

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8月26日 濱口雄幸(大蔵官僚、政治家)

第一に余は生来極めて平凡な人間である。唯幸いにして余は余自身の誠に平凡な人間であることをよく承知して居った。平凡な人間が平凡なことをして居ったのでは此の世に於て平凡以下の事しか為し得ぬこと極めて明瞭である

濱口 雄幸(はまぐち おさち、1870年5月1日(明治3年4月1日) – 1931年(昭和6年)8月26日)は、日本の大蔵官僚、政治家。位階は正二位。勲等は勲一等。号は空谷。大蔵大臣(第29・30代)、内務大臣(第43代)、内閣総理大臣(第27代)、立憲民政党総裁などを歴任した。

上司との折り合いが悪く、10年近く地方へ飛ばれた勉強家の浜口は、精悍な風貌と満場を圧倒する演説からライオン宰相と呼ばれた。遭難時に「男子の本懐である」と言ったとされる覚悟の人だった。非凡なる凡人であった浜口の冒頭の名言には励まされる。

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8月25日 福田恆存(評論家、翻訳家、劇作家、演出家)

教育と教養とは別物です。教養を身につけた人間は、知識階級よりも職人や百姓のうちに多く見いだされる

福田 恆存(ふくだ つねあり、1912年(大正元年)8月25日 – 1994年(平成6年)11月20日)は、日本の評論家、翻訳家、劇作家、演出家。

福田の教養の定義は参考になる。「自分の位置を測定する能力、しかも、たえず、流動変化する諸関係のなかで適切に行動する能力、そのみごとさが教養というものであります」。確かに教養を論じる言論の徒よりも、職業を持って一筋に精進する人たちに自らの立ち位置を土台にした適切な判断に教養を感じることがある。また市井の老婦人などの言動にも人生の叡智というべき教養を見いだすこともある。このような教養人を偉い人というのではないだろうか。

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8月25日 松前重義(官僚、政治家、科学者、教育者、工学博士)

若き日に 汝の思想を培え 若き日に 汝の体躯を養え 若き日に 汝の知識を磨け 若き日に 汝の希望を星につなげ

松前 重義(まつまえ しげよし、1901年(明治34年)10月24日 – 1991年(平成3年)8月25日)は、日本の官僚・政治家・科学者・教育者・工学博士。東海大学創立者。日本社会党衆議院議員。内村鑑三に師事した。日ソ交流を進めた。

松前重義の数奇なる人生、目標を成し遂げる人生を眺めると、その気迫に粛然とする。熊本の記念館の柔道道場に掲げてあった冒頭の言葉は、「若者よ、心身を鍛え未来に備えよ」ということだろう。

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8月24日 平田篤胤(国学者、神道家、思想家、医者)

上見れば及ばぬことの多かれど 笠脱ぎてみよ 及ぶ限りを

平田 篤胤(ひらた あつたね、安永5年8月24日(1776年10月6日) – 天保14年閏9月11日(1843年11月2日))は、江戸時代後期の国学者・神道家・思想家・医者。

冒頭の篤胤の言葉。自分の属す組織や社会では、上を眺めれば太刀打ちできない優れた人が山ほどいることがわかる。しかし、現在の自分を制約している笠を脱いで見渡す限り自由に眺めてみよう。そうすれば世界は広く活躍できる場は無限であることがわかる。笠とは自ら設定した限界であり、経験からくる偏見であり、狭い内部を意味している。

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8月24日 陸奥宗光(政治家、外交官、武士)

政治はアートなり。サイエンスにあらず。巧みに政治を行い、巧みに人心を治めるのは、実学を持ち、広く世の中のことに習熟している人ができるのである。決して、机上の空論をもてあそぶ人間ではない

陸奥 宗光(むつ むねみつ、天保15年7月7日(1844年8月20日) – 明治30年(1897年)8月24日)は、日本の政治家、外交官、武士(紀州藩藩士)。明治初期に行われた版籍奉還、廃藩置県、徴兵令、地租改正に大きな影響を与えた。また、カミソリ大臣と呼ばれ、伊藤内閣の外務大臣として不平等条約の改正(条約改正)に辣腕を振るった。

陸奥は朝敵・紀州出身の身ながら薩長政府のなかですぐれた政治力を発揮したが、政治はアートであり、実学であるとし、世の中を広く知っている自分にその力があると自負している。政治の機微を熟知した人物である。

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8月23日 木川田一隆(実業家)

内部情報を正しく把握するためには待っていてはダメだ。自分で取りに行くことが大事なんだよ

木川田 一隆(きがわだ かずたか、1899年8月23日 – 1977年3月4日)は、1950年代から1960年代にかけて活躍した日本の実業家。東京電力社長や、経済同友会代表幹事(1960年〜1962年(複数代表幹事制)、1963年〜1975年)を歴任した。

組織のトップには、耳障りのいい情報はフォーマルな形で黙っていても入っってくるが、悪い情報、最前線の現場情報の本当の情報は、なかなか入ってこない。そのことによって、間違った判断に直結する恐れが常にある。だから、意識的にインフォーマルな独自の情報源を持つようにして、組織を立体的に把握する必要がある。原発事故を起こした東電の後輩たちははこの言葉をどのように受け止めるだろうか。

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8月23日 黒田清隆(内閣総理大臣、薩摩藩士、陸軍軍人)

大隈どん、貴君の片足を失ったのは、私の片足を失ったより残念じゃ

黒田 清隆(くろだ きよたか、天保11年10月16日(1840年11月9日) – 明治33年(1900年)8月23日)は、内閣総理大臣(2代)、薩摩藩士、陸軍軍人。薩摩藩出身。薩長連合の成立に寄与。戊辰戦争では五稜郭の戦いを指揮。維新後は開拓次官、のちに同長官として北海道経営にあたり、札幌農学校の設立、屯田兵制度の導入などを行う。農商務相、首相を歴任し、大日本帝国憲法の発布式典にかかわった。その後枢密顧問官、枢密院議長等を歴任した。8月23日、59歳で没。

外国人判事を導入するという条約改正案を出した大隈重信に対し、玄洋社の来島恒喜が爆弾を投げ、大隈は片足を切断した。大隈重信を黒田総理が見舞った時に大隈外相ににかけた言葉である。

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8月22日 出光佐三(実業家、石油エンジニア、海事実業家)

愚痴をやめよ。ただちに建設にかかれ

出光 佐三(いでみつ さぞう、1885年8月22日 – 1981年3月7日)は明治から戦後にかけての日本の実業家・石油エンジニア・海事実業家。石油元売会社出光興産の創業者。

戦後倒産の危機にあったとき、出光佐三が社員全員に向かって発した第一声がこの言葉だった。「愚痴をやめよ、世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ」、愚痴は何も生まない。愚痴は同僚を疲弊させ、空気を淀ませる。沈滞した空気を切り裂くのはリーダーの未来を信じる言葉だ。建設の槌音が聞こえる職場は負けることはない。

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