6月29日 内田魯庵(評論家、翻訳家、小説家)

日本の政治家という奴は、政治で飯を食おうというのじゃから、良心の切り売りをするのが公然の商売となりおる

内田 魯庵(うちだ ろあん、1868年4月27日(慶応4年4月5日) – 1929年(昭和4年)6月29日)は、明治期の評論家、翻訳家、小説家、エッセイスト。丸善の書籍部門顧問なども務めた。ドストエフスキーやトルストイの翻訳も行った。明治時代の文豪たちの人物評伝が今なお高い評価を受けている。6月29日、死去。享年62才。

政治で飯を食おうという政治屋は昔からいたことがわかるが、そもそも政治で飯を食えるというシステムがおかしいのではないか。やはり政治に金をかけすぎである。

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6月28日 細井平洲(儒学者)

勇なるかな、勇なるかな、勇にあらずして何をもっておこなわんや

細井 平洲(ほそい へいしゅう、享保13年6月28日(1728年8月3日) – 享和元年6月29日(1801年8月8日))は、江戸時代の儒学者。

平洲記念館の名誉館長は作家の童門冬二(1927年生)だったので驚いた。ビデオで童門は「平洲は鷹山にあなたは山の上の一本松だ。風当たりが強い。しかしあなたは幹である。幹がひっくり返ると枝もだめになると『勇』を説いた」と語っていた。改革にあたるリーダーに必要なのは風を受けて一人で立つ勇気である。

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6月28日 市井三郎(哲学者)

苦痛の減少のためにみずから創造的苦痛を負う覚悟の人間の出現と存在が不可欠である

市井 三郎(いちい さぶろう、1922年(大正11年)6月18日 – 1989年(平成元年)6月28日)は、日本の哲学者。

創造的苦痛を引き受ける覚悟とは、志のことであろう。本人の責任でないことで差別を受けるなどの社会にある不条理を少しずつ少なくしていく、それが社会の進歩であり、幸福な状態へ近づくことだ。そのためには、人の苦痛を減らすために創造的苦痛を負う覚悟の人間が要る。志のある人とはそういう人である。

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6月27日 小泉八雲(新聞記者 、紀行文作家、随筆家、小説家)

外国人の旅行者にとっては、古いものだけが新しいのであって、それだけがその人の心を、ひきつけるのである

小泉 八雲(こいずみ やくも、1850年6月27日 – 1904年(明治37年)9月26日)は、ギリシャ生まれの新聞記者(探訪作家) 、紀行文作家、随筆家、小説家、日本研究家、日本民俗学者。ラフカディオ・ハーン という名でも知られる。

文明は常に新しいものをつくる。それが近代以降はすぐに世界共通のインフラとなる。その国の文化は古いものの中にしかない。だから旅行者の目には、古いものだけが新しいと感じるのだ。古いものは新しい。

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6月27日 久留島武彦(児童文学者)

継続は力なり。継続は勢力なり

久留島 武彦(くるしま たけひこ、1874年6月19日 – 1960年6月27日)は、大分県玖珠郡森町(現・玖珠町)出身の児童文学者。

「こども」というテーマを長い年月追いかけた結果、そのテーマは童話、教育、ボーイスカウトへと広がっていった。そして一つの勢力を築きあげるまでになった。継続は勢力なりだ。

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6月26日 柴生田稔(歌人、国文学者)

社会意識や政治意識が目に立たなくとも、地味で手堅い『自然観照と身辺詠』の中にも、時代の影はおのづから映るのである

柴生田 稔(しぼうた みのる、1904年6月26日 – 1991年8月20日)は、日本の歌人、国文学者。

冒頭の「自然観照と身辺詠」という言葉は、「吾々に今一番大事な問題は一草一花の中に造化の神秘などを感ずる事ではなく、吾々の今生きて居る四周、社会、政治の中にあり、作者自身とそれらのからみ合ひの場合にあるのだ」といった内部からアララギを批判した近藤芳美の批判にたいする反論である。政治、社会などをそのまま詠むのではなく、時代を生きている自分の身の回りの題材を大事にすることが結果的に時代を詠むことになるという論法である。「何をするかわからぬ男に任せゐる一国のことも職場のことも」(『星夜』)という歌の対象は誰だったか。

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6月26日 山田方谷(儒家・陽明学者)

友に求めて足らざれば天下に求む。天下に求めて足らざれば古人に求めよ

山田 方谷(やまだ ほうこく、文化2年2月21日(1805年3月21日) – 明治10年(1877年)6月26日)は、幕末期の儒家・陽明学者。名は球、通称は安五郎。方谷は号。備中聖人と称された。

学ぶべき師や切磋琢磨する友は、身の回り、次に現在世界、そして歴史の偉人と広げていこう。

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6月25日 菅原道真(貴族、学者、漢詩人、政治家)

東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ

菅原道真(すがわら の みちざね 、承和12年6月25日(845年8月1日) – 延喜3年2月25日(903年3月26日))は、日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。

菅原道真の上昇と下降の波乱の人生は人々の同情をかった。同情を集める吸引力は「歌」であった。この31文字の歌という器にはあらゆる情念を込めることができる。歌は短いからこそ人々の心の奥に手裏剣のように刺さるのだ。

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6月25日 菅原道真(貴族、学者、漢詩人、政治家)

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菅原道真(すがわら の みちざね 、承和12年6月25日(845年8月1日) – 延喜3年2月25日(903年3月26日))は、日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。

菅原道真の上昇と下降の波乱の人生は人々の同情をかった。同情を集める吸引力は「歌」であった。この31文字の歌という器にはあらゆる情念を込めることができる。歌は短いからこそ人々の心の奥に手裏剣のように刺さるのだ。

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6月24日 加藤清正(武将、大名)

人は一代、名は末代。天晴武士の心かな

加藤 清正(かとう きよまさ 永禄5年6月24日(1562年7月25日)-慶長16年6月24日(1611年8月2日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。肥後熊本藩初代藩主。

人の体は一代で滅びる。しかしその人が行った業績は永遠に残る。今の一瞬ではなく、未来に名前を残せ。永遠に生きよ。それが優れた武士の心構えだ。この武士を志ある人と理解しよう。

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