7月3日 カフカ(イツ語作家)

ぼくは自分の弱さによって、ぼくの時代のネガティブな面をもくもくと掘り起こしてきた。現代は、ぼくに非常に近い。だから、ぼくは時代を代表する権利を持っている

フランツ・カフカ(Franz Kafka, ときにチェコ語: František Kafka, 1883年7月3日 – 1924年6月3日)は、出生地に即せば現在のチェコ出身のドイツ語作家。

自殺願望。勤めの耐えがたさ。彼女なしで生きれず彼女とともにも生きれない。父親になるという冒険に旅立てない。不眠。、、、。強い人が気づかないことに弱い人はきづく。足が弱い人は段差にきづく。手が弱い人は持ちにくさにきづく。心が弱い人は他人の弱さに気づく。カフカが没後に関心と評価が高まったのは、20世紀という時代が抱える矛盾と不安がカフカの小説の中にあり、そこに人々が深い共感を感じたからだろう。現代人はカフカに自分を見ているのである。

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7月3日 梅棹忠夫(生態学者、民族学者、情報学者、未来学者)

なんにもしらないことはいいことだ。自分の足で歩き、自分の目で見て、そのけいけんから考えを発展させることができるからだ。知識は、あるきながらえられる。あるきながら本をよみ、よみながらかんがえ、かんがえながら、あるく。これは、いちばんよい勉強のほうほうだと、わたしはかんがえている
梅棹 忠夫(うめさお ただお、1920年6月13日 – 2010年7月3日)は、日本の生態学者、民族学者、情報学者、未来学者。国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、京都大学名誉教授。 理学博士(京都大学、1961年)。従三位勲一等瑞宝章。日本中東学会初代会長。
なんにもしらないことはいいことだ、この励ましを念頭に、自由に旅に出ることにしよう。
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7月2日 石川達三(小説家)

幸福は常に努力する生活の中にのみある

石川 達三(いしかわ たつぞう、1905年(明治38年)7月2日 – 1985年(昭和60年)1月31日)は、日本の小説家。ブラジルでの農場体験をもとにした『蒼氓』により、芥川賞受賞者第一号となった。

冒頭の言葉の前には以下の言葉がある。「幸福は決して怠惰の中にはない。安逸の中に幸福はない。それはただ平穏があり、『仕合せ』があるのであって、『幸福』という輝かしいものではない。平穏はやがて、平穏であるからつまらない時が来るし、仕合せは仕合せであるのがつまらない。という時が来る。幸福というものはそういうものではない」。

安逸、平穏、無事、怠惰、そういう生活の中には生き甲斐はない。志を持って日々歩む過程こそが輝かしい幸福の正体なのだ。

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7月2日 ヘミングウェイ(小説家、詩人)

あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない
アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(1899年7月21日 – 1961年7月2日)は、アメリカの小説家・詩人。
本当の人生はヘミングウェイの言うように、自分からは逃げることができないことを悟ってから始まる。
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7月1日 酒井抱一(絵師、俳人)

我等迄 流れをくむや 苔清水

酒井 抱一(さかい ほういつ、 宝暦11年7月1日(1761年8月1日) – 文政11年11月29日(1829年1月4日))は、江戸時代後期の絵師、俳人。

酒井抱一は、俵屋宗達、尾形光琳から始まる尾形流を再興し、その流れを切らさずに、次の時代にまでつなぎ、ヨーロッパのジャポニズムにまで影響を及ぼすという大きな仕事をなした。冒頭の句は、文政2年(1819年)秋、名代を遣わし光琳墓碑の修築、翌年の石碑開眼供養の時も金二百疋を寄進した時の感慨を詠んだものである。後から眺めると「流れ」を切らさないことがいかに大事かがわかる。

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7月1日 宇都宮徳馬(政治家、実業家)

核兵器に殺されるよりも。核兵器に反対して殺される道を私は選ぶ
宇都宮 徳馬(うつのみや とくま、1906年(明治39年)9月24日 – 2000年(平成12年)7月1日)は、日本の政治家、実業家。
小日本主義、質日本主義、良日本主義と、どのように呼ぼうと、石橋湛山、宇都宮徳馬、田中秀征と続くリベラルの流れは、大日本主義と対峙する貴重な流れである。その宇都宮が後世に残したこの言葉には重いものがある。
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6月30日 アーネスト・サトウ(外交官、初代駐日大使)

当時の私たちは一語も英語を知らぬその国の人間を相手にして勉強したのだ。文章の意味を知る方法は、小説家のポーの『黄金虫』の中の暗号文の判読について述べているのと、ほとんど同様のものであった

サー・アーネスト・メイソン・サトウ(英語: Sir Ernest Mason Satow、枢密顧問官、GCMG、1843年6月30日 – 1929年8月26日)は、イギリスの外交官。イギリス公使館の通訳、駐日公使、駐清公使を務め、初代駐日大使となった。イギリスにおける日本学の基礎を築いた。日本名は佐藤 愛之助(または薩道愛之助)。

ポーが『黄金虫』の中で述べているのは換字式暗号(かえじしきあんごう)である。平文を、1文字または数文字単位で別の文字や記号等に変換することで暗号文を作成する暗号である。ともかくも暗号のような日本語を一から学ぶ困難の中、それを駆使して、明治という時代の一翼を担ったアーネスト・サトウの行動力と観察眼には教えられることが多い。

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6月30日 小倉昌男(実業家)

論理的な思考とは、物事をシンプルに考えることにほかならない。シンプルな論理思考を心がけることだ。物事をできるだけ単純に考えることが、真の目的に到達する近道なのである

小倉 昌男(おぐら まさお、1924年12月13日 – 2005年6月30日)は、昭和・平成時代の日本の実業家、ヤマト福祉財団理事長。東京都出身。ヤマト運輸の「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親である。2005年6月30日没。85才。

ビジネスで成功をおさめた小倉昌男は、「何でだろう」から、仕事は始まるとも言っている。現状に疑問を持って、解決策を考える。お客様の視点から、シンプルに、単純に、考えていく。それが実は論理的に考えることなのだ。シンプルなビジネスモデルこそ、成功への王道なのだ。

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6月29日 伊沢修二(教育者、文部官僚)

万難千苦を嘗め尽くし、業若し成らずんば、異郷に客死するもうらむべきにあらず

伊沢 修二(いさわ しゅうじ、旧字体:伊澤、嘉永4年6月29日(1851年7月27日)ー 大正6年(1917年)5月3日)は明治時代の日本の教育者、文部官僚。近代日本の音楽教育、吃音矯正の第一人者。

信州高遠藩の下級武士の家に生まれた伊沢は出郷にあたって「万難千苦を嘗め尽くし、業若し成らずんば、異郷に客死するもうらむべきにあらず」と志を父に向かって述べている。そしてその志のとおりの軌跡を歩んだ。一人の人が生涯においてなし得る限界に挑戦したともいえる。まさに万難千苦をなめ尽くした。その志や見事だ。

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