1月21日 宮本百合子(小説家、評論家)

平和は眠りを許さない。地球のすべての男女の運命がそれにかかわっている。最もまめな骨おしみをしない人類的事業の一つである。

宮本 百合子(みやもと ゆりこ、1899年(明治32年)2月13日 – 1951年(昭和26年)1月21日)は昭和期の小説家、評論家。旧姓は中條(ちゅうじょう)、本名はユリ。日本女子大学英文科中退。

生涯を通じて共産主義運動に関わり、平和運動を推進した宮本百合子はプロレタリア文学の第一人者であった。そうした文芸活動を通じた平和を獲得する運動は、日々の取り組みが重要であり、それは人類が取り組むべき事業の一つであるちという。むしろ人類がなすべき偉大な事業ではないか。

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1月20日 中村八大(作曲家、ジャズピアニスト)

中村八大は他から作られず、自分で完成させる物也。よってすべての環境は、彼にとって生かされる。中村八大が送る生涯は自分が製作する人生也。中村八大は永遠に生きねばならない。中村八大は誰よりも苦しく、誰よりも幸せでなければならない。中村八大は今日から決定的に作られて行く。1953年十月二十一日 右の通り決定する

中村 八大(なかむら はちだい、1931年1月20日 – 1992年6月10日)は、日本の作曲家、ジャズピアニスト。青島(当時は中華民国、現在の中華人民共和国)出身。

10代の後半には「多数の霊との条約:願望達成の瞬間までの絶対的禁煙。週1回を越えない変質量。飲酒は家庭で主に小量。生活規律化の実行。金銭の倹約。基本的学(楽)門。適度の運動。眼前の仕事を直ちに処理する実行力」と計画した。そして22歳の日記では冒頭の決意を示している。自分自身の人生を形づくっていき、人々の心に残る名曲を創り、そして永遠に生きることになった。中村八大は決意と計画と、そして実行の人であった。

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1月20日 ミレー(画家)

裸体画はいっさい描かない

ジャン=フランソワ・ミレー(1814年10月4日 – 1875年1月20日)は、19世紀のフランスの画家。

ミレーは労働が絵になるということを最初に示した画家である。1月20日はミレーが亡くなった日である。
ミレーのこのエピソードは、「発奮」ということの大事さを教えている。

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1月19日 水原茂(プロ野球選手、監督、野球解説者、野球評論家)

問題があるときに必要とされるのは、利口者ではなく信頼できる人

水原 茂(みずはら しげる、1909年1月19日 – 1982年3月26日)は、香川県高松市出身のプロ野球選手(内野手)・監督・野球解説者・野球評論家。

プロ野球に人はなぜ熱狂するのだろうか。猛者ばかりの集団が織りなす戦国の世は人生の縮図である。そこには実力と運に支えられた栄光と敗北の物語がある。この集団を率いる監督たちは日本的リーダーのあり方を教えてくれる。問題が起こったとき、誰と心を割って相談するか。頭がよいアイデアマンか、そうではない。心から信頼する人である。水原はその機微を知っていた。

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1月19日 勝海舟(武士、政治家)

内でけんかをしているからわからないのだ。一つ、外から見て御覧ネ。直にわかってしまふよ

勝 海舟 / 勝 安芳(かつ かいしゅう / かつ やすよし、文政6年1月30日〈1823年3月12日〉 – 明治32年〈1899年〉1月19日)は、江戸時代末期(幕末)から明治時代初期の武士(幕臣)、政治家。

内でけんかをしているのは、外が見えないからだ。海舟のこの言葉は内部に目が向かいがちな我々に目を開かせてくれる。

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1月18日 森田正馬(医学者、精神科神経科医)

生きとし生けるものには生命の力と向上発展の欲望がある

森田 正馬(もりた まさたけ、通称:しょうま、1874年1月18日 – 1938年4月12日)は、日本の医学者、精神科神経科医。

「生物はみなそれぞれの分に応じ、心身ともに念々刻々、その最良の方法による活動と営々の努力によって、実に永遠無窮の進化発展をしているように思われる」という森田は、常によき未来に向かって向上発展するというDNAが生物には存在していると確信していたのであろう。それは種でも、個体でも同じである。「ただ向上一路」あるのみだ。

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1月18日 牧野富太郎(植物学者)

私は草木の精である

牧野 富太郎(まきの とみたろう、1862年5月22日(文久2年4月24日) – 1957年(昭和32年)1月18日)は、日本の植物学者。

牧野富太郎の生涯は、一人の人間が一つのテーマを持ったらどこまでできるかを証明しているように思える。一人の力は小さいように感じるが、実は一人の力は無限なのかも知れない。

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1月17日 ベンジャミン・フランクリン(政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者)

汝の仕事を追え。さもなくば仕事が汝を追うであろう

ベンジャミン・フランクリン(グレゴリオ暦1706年1月17日(ユリウス暦1705年1月6日) – 1790年4月17日)は、アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。
印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている他、ハーフダラー銀貨にも1963年まで彼の肖像が使われていた。

時間に追われ、仕事に追われる。そこから逃れる道は、時間を使いこなし、仕事を追いかけることだ。受け身からの脱却である。

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1月17日 清水安三(教育者、牧師)

神はこの石ころのような劣等生に清水安三すらもなお同志社の創立者新島襄となしうる

清水 安三(しみず やすぞう、1891年6月1日 – 1988年1月17日)は、教育者・牧師。桜美林学園創立者。

路傍に散らかっている石ころのような小さな自分を自覚する自分、しかし新島襄のような大なるものにならんとする自分、その両方が清水安三の事業を成功させたのだ。

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1月16日 伊藤整(小説家、詩人、文芸評論家、翻訳家)

真実な人間とは自己の青春を終えることのできない人間だと言ってもいい

伊藤 整(いとう せい、1905年(明治38年)1月16日 – 1969年(昭和44年)11月15日)は、日本の小説家、詩人、文芸評論家、翻訳家。本名は伊藤 整(いとう ひとし)。日本芸術院会員。社団法人日本文藝家協会理事、東京工業大学教授、社団法人日本ペンクラブ副会長、財団法人日本近代文学館理事長などを歴任した。

伊藤整の人生遍歴を眺めると、東京商科大学中退後は、金星道編集部、日大講師、新潮社文化企画部長、帝国産金(株)工場、北海道帝大予科講師、日本文芸協会理事、早稲田大講師、東京工大専任講師、教授、日本ペンクラブ副会長、日本文学館理事長、、、など常に変化していることがわかる。自己の青春を終えることのない真実の人間であった。

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