2月4日 芦野宏(シャンソン歌手、声楽家)

シャンソンは『こころの歌』とも言われていますが、歌い手の人柄や人生が、歌の中に現れてくるものだと思います

芦野 宏(あしの ひろし、1924年6月18日 – 2012年2月4日)は、日本のシャンソン歌手、声楽家。

芦野が歌った「幸せを売る男」の歌詞は「心にうたし 投げかけ歩く 私は街の 幸せ売りよ いかがですか そわかときくあ  いかがですか ありがとうは 私どもの商売は 幸せ売る商売 夏も秋もいつの日も 歩きまわる仕事あなた方が悩み深く 笑うことを忘れた時  この私を思い出せば 悩みなどは消えて笑顔」である。
「歌い手の人柄や人生が、歌の中に現れてくる」。これはある歌い手に対して芦野が語った言葉だが、それは芦野自身についても言えることだろう。「幸せを売る男」の歌詞と歌う姿を思い出すと、シャンソン歌手としての芦野は、まさに幸せを売る男だったという感じがする。

【久恒啓一】
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