2月6日 岩佐凱実(実業家、銀行家)

人間、『運鈍根』と言われるが、三つのうちどれが大切かと言われたら、それはやっぱり『根』だろう。運が開かれることも必要だが、それを深め、広げるのは『鈍』であり『根』。真打ちは『根』だ

岩佐 凱実(いわさ よしざね、1906年2月6日 – 2001年10月14日)は、日本の実業家、銀行家。経済同友会代表幹事、安田銀行常務、富士銀行頭取、経団連副会長。(財)日本心臓財団会長。

「運・鈍・根」という言葉はよく知られいるが、この3つの関係を語ったのが岩佐の慧眼である。生涯に誰にも訪れる「運」をつかむことができるか。次にその運を生かすためには、「鈍」つまり打たれ強さが要る。ここまではなんとかできるかも知れないが、最後の「根」がなかなか続かない。根は粘り強さと理解したい。岩佐はこの関係を解きほぐしてくれた。

【久恒啓一】
図解WebプログFacebooknoteメルマガ

■Produced by KOELAB