3月21日 斉藤茂太(精神科医、随筆家)

人を集めよう。幸福が集まる

斎藤 茂太(さいとう しげた、1916年3月21日 – 2006年11月20日)は、日本の精神科医、随筆家である。斉藤茂吉の長男。次男は北杜夫。

斉藤茂太はモタさんが愛称だ。精神科医であったモタさんはあたたかく励ます言葉を発表して人々に生きる勇気を与えた。多くの人と幸せを分かちあうことが、自分が幸せになる道だ。人と接し、人と集う。人の集まるところに幸せがある。

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3月20日 前原一誠(武士)

吾今国の為に死す、死すとも君恩に背かず。人事通塞(つうそく)あり、乾坤我が魂を弔さん

前原 一誠(まえばら いっせい、天保5年3月20日(1834年4月28日)-明治9年(1876年)12月3日)は、日本の武士(長州藩士)。諱は一誠。通称は八十郎、彦太郎。倒幕運動の志士として活躍したが、明治維新後、萩の乱の首謀者として処刑された。位階は贈従四位(大正5年(1916年)4月11日)。維新の十傑の1人。

越後府判事時代には年貢半減令と信濃川の分水計画で執拗に新政府に迫った。 直情径行であるが、動き出すときは私心がない。佐久間象山が言う「西洋の芸、東洋の道徳」の東洋の道徳、つまり東方の道を前原一誠は実現しようとしたのである。 もう一つの維新がそこにあった。

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3月19日 小野田寛郎(陸軍軍人、実業家)

(世論では)私は『軍人精神の権化』か、『軍国主義の亡霊』かのどちらかに色分けされていた。私はそのどちらでもないと思っていた。私は平凡で、小さな男である。命じられるまま戦って、死に残った一人の敗軍の兵である。私はただ、少し遅れて帰ってきただけの男である

小野田 寛郎(おのだ ひろお、大正11年(1922年)3月19日 – 平成26年(2014年)1月16日)は、大日本帝国の陸軍軍人、実業家。

何がないからできないというのは自分の能力のなさだ、自分の不備不明の致すところと心得よと中野学校で教えられていた小野田は、あらゆる手段を講じて生き延びた。小野田は自らを平凡で、小さな男であるというが、30年近く戦い続ける意志と能力を形づくった教育というものの影響力の大きさを思わざるをえない。

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3月18日 石田波郷(俳人)

俳句の魅力は、一口にいふと、複雑な対象を極度に単純化して、叙述を接してひと息に表現することにあると思ふ

石田 波郷(いしだ はきょう、1913年(大正2年)3月18日 – 1969年(昭和44年)11月21日)は、愛媛県出身の俳人。本名は哲大(てつお)。水原秋桜子に師事、「馬酔木」に拠ったのち、「鶴」を創刊・主宰。初期の青春性のあふれる叙情句からはじまり、自己の生活を見つめる、人間性に深く根ざした作風を追求、加藤楸邨、中村草田男らとともに人間探求派と呼ばれた。

「風切宣言」では、「俳句の韻文精神の徹底」「豊穣なる自然と剛直なる生活表現」「時局社会が俳句に要求するものを高々と掲出すること」、と俳句をつくる意味を語っている。その上で、対象を単純化しひと息に表現する。それが波郷の俳句であった。

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3月17日 三木武夫(政治家、第66代内閣総理大臣)

信なくば立たず

三木 武夫(みき たけお、1907年(明治40年)3月17日 – 1988年(昭和63年)11月14日)は、徳島県出身の日本の政治家である。内閣総理大臣(第66代)などを歴任。衆議院議員当選19回、在職51年。

「信なくば立たず」。国の存立のためには軍備、経済、信頼が必要だ。やむを得ない場合は軍備を捨て、次に経済を捨てよと孔子は『論語』で語っている。そして、「民、信なくんば立たず」と結んでいる。周囲からの信頼がなければ、目的成就はできない。私は今まで、リーダーとして決起するには、周囲の支持がなければならない、信がなければ立つべきではない、と理解してきた。本来の意味とは違うかも知れないが、そういう意味でこの三木武夫の言葉を理解したい。

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3月16日 若乃花(初代)(第45代横綱)

相撲道は辛抱して自分で切り開いていくもの、誰も手とり足とり教えてくれはしない。15尺の土俵。あの中にはなんでも落ちている。女房、金、ダイヤモンド、全てがある。全人生がある

初代 若乃花 幹士(わかのはな かんじ)本名:花田 勝治(はなだ かつじ)、1928年(昭和3年)3月16日 – 2010年(平成22年)9月1日)は、第45代横綱。身長179cm、体重107kg。土俵の鬼と呼ばれた。戦後最軽量横綱である。引退後二子山部屋を創設し、弟である大関・初代貴ノ花、横綱・二代若乃花、横綱・隆の里、大関・若嶋津らを育て、日本相撲協会の理事長もつとめた。第65代横綱貴乃花、第66代横綱若乃花は甥。

土俵の鬼・若乃花は、小さな土俵には人生の全てがつまっているという。土俵のけがを土俵の砂でなおしながら、すべてを摘み取った男の名言である。

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3月15日 伊波普猷(民俗学者、言語学者)

深く掘れ己の胸中の泉、余所たゆて水や汲まぬごとに

伊波 普猷(いは ふゆう、1876年(明治9年)3月15日 – 1947年(昭和22年)8月13日)は、沖縄県那覇市出身の民俗学者、言語学者、沖縄学の父として知られる。

この言葉はニーチェの警句「汝の立つ所を深く掘れ、其處処には泉あり」を愛した伊波普猷が沖縄語に翻案した琉歌である。自分の源を深く深く掘れ。己の立つ場所を深く掘りきった人の言である。

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3月14日 島津斉彬(大名、薩摩藩藩主)

西洋人も人なり、佐賀人も人なり、薩摩人も人なり、くじけずに研究せよ

島津斉彬(しまづ なりあきら、文化6年3月14日(1809年4月28日)〜安政5年7月16日(1858年8月24日))は、江戸時代後期から幕末の外様大名で、薩摩藩の第11代藩主。
西洋事情に明るく進取の気性に富み、大規模な藩政改革を実施。集成館を興し、反射炉、ガラス工場、洋式紡績所などを設置。西洋式軍艦・昇平丸を幕府に献上した。将軍後継問題では一橋派に属し、井伊直弼と対立。享年50歳。

この言葉は薩摩藩が反射炉建設にあたって言ったとされる言葉である。人ができたことは、自分たちにできないはずはない。こういって部下を激励し、そこで培った勢力が明治維新を断行した。「君主は愛憎で人を判断してはならない」とも言ったのだが、そのため薩摩藩は多くの人材を維新と明治時代に供給できたのである。

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3月13日 大山康晴(将棋棋士)

賞はごほうびではなく、激励のしるしである

大山 康晴(おおやま やすはる、1923年(大正12年)3月13日 – 1992年(平成4年)7月26日)は、将棋棋士。主な記録としては、公式タイトル獲得80期(歴代2位)、一般棋戦優勝44回(歴代1位)、通算1433勝(歴代1位)等がある。十五世名人、および、永世十段・永世王位・永世棋聖・永世王将という、5つの永世称号を保持。倉敷市および青森県百石町の名誉市民・名誉町民。

もらう賞はごほうびではない。激励にこたえてさらに磨きをかけていこう。この心構え、恐るべし。こういう人には誰もかなわない。29歳で名人位に就いた天才棋士という華やかな経歴にももちろん尊敬の念を覚えるが、むしろ、50歳で無冠になってからの大山の心構え、心掛け、そしてその後の棋士としての生き方に興味を覚える。若い時代の黄金の輝きとは違った、燻し銀の重厚な輝きこそ偉大である。大山の50代以降の仕事と人生への対処は、現代に生きる私たちに大いなる勇気を与えてくれる。

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3月12日 植村甲五郎(財界人、官僚)

何事も付け焼刃ではモノにはならない

植村 甲午郎(うえむら こうごろう、1894年(明治27年)3月12日 – 1978年(昭和53年)8月1日)は、昭和初期から後期(1920年代 – 1970年代)の財界人、官僚。札幌オリンピック組織委員会会長。第3代経済団体連合会(経団連)会長(1968年(昭和43年) – 1974年(昭和49年) )。

経歴をみると非の打ち所の無いように見えるが、そうでもなかった。慶應幼稚舎→普通部コースではなく、府立一中に入学。勉学に身が入らなかったが、中学四年次に将来展望に焦りを感じ、勉学に邁進。一高受験で失敗し一年間浪人した。一高入学試験の論作文に、山の手・お坊っちゃん育ちの薄弱な人生経験不足を痛感し、「何事も付け焼刃ではモノにはならない」との教訓を得て、その教訓を生かしたのである。 松本清張の小説「深層海流」のモデルは植村甲五郎である。

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