5月19日 賀来龍三郎(経営者、実業家)

情報化社会にあっては独創力こそ人間としての存在理由になる

賀来 龍三郎(かく りゅうざぶろう、1926年(大正15年)5月19日 – 2001年(平成13年)6月23日)は、日本の経営者・実業家。九州大学経済学部卒。キャノン社長・会長・名誉会長。キャノンカメラを大手情報機器メーカーに成長させるなど「キャノン中興の祖」と呼ばれている。

「与えられた仕事の分野では、世界一になるんだという意気込みを持て」と社員を叱咤した賀来龍三郎本人はカメラのデジタル化の推進、コピー機、プリンター、ワープロなどの新規事業を立て続けに創出し、多角化でキャノンの業績を伸ばした。確かに新規事業を継続して収益源にした賀来龍三郎には独創を語る資格がある。情報化時代になって人間にはどういう存在理由があるのかという問いを発し、それは「独創力」であると賀来龍三郎は喝破した。最近話題になっているAI時代に人間は何をするのかという問いと迷いへの明確な解答だ。

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【久恒啓一】
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