7月20日 糸川英夫(工学者)

人生でもっとも大切なのは失敗の歴史である

糸川 英夫(いとかわ ひでお、1912年7月20日- 1999年2月21日)は、日本の工学者。専門は航空工学、宇宙工学。ペンシルロケットの開発者であり、「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる。

著書『逆転の発想』はベストセラーになり、「逆転の発想」という言葉が世に広まった。糸川は勉強する時に解答などで間違った所を消しゴムで消すなという勉強法を提唱した。また「不具合」という言葉は糸川ロケットが失敗した時の富士精密工業による造語である。戦闘機開発、ロケット開発の最前線で大活躍した天才技術者・糸川英夫の教訓が「失敗」であるのは興味深い。厖大な失敗の歴史の蓄積の上に、逆転の発想で新しい技術が誕生するということだろう

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【久恒啓一】
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