8月26日 濱口雄幸(大蔵官僚、政治家)

第一に余は生来極めて平凡な人間である。唯幸いにして余は余自身の誠に平凡な人間であることをよく承知して居った。平凡な人間が平凡なことをして居ったのでは此の世に於て平凡以下の事しか為し得ぬこと極めて明瞭である

濱口 雄幸(はまぐち おさち、1870年5月1日(明治3年4月1日) – 1931年(昭和6年)8月26日)は、日本の大蔵官僚、政治家。位階は正二位。勲等は勲一等。号は空谷。大蔵大臣(第29・30代)、内務大臣(第43代)、内閣総理大臣(第27代)、立憲民政党総裁などを歴任した。

上司との折り合いが悪く、10年近く地方へ飛ばれた勉強家の浜口は、精悍な風貌と満場を圧倒する演説からライオン宰相と呼ばれた。遭難時に「男子の本懐である」と言ったとされる覚悟の人だった。非凡なる凡人であった浜口の冒頭の名言には励まされる。

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