12月1日 荻原碌山(彫刻家)

愛は芸術なり。相克は美なり

荻原碌山(おぎわら ろくざん、1879年(明治12年)12月1日 – 1910年(明治43年)4月22日)は、明治期の彫刻家。本名は守衛(もりえ)、「碌山」は号である。

碌山は「蕾にして凋落せんも 亦面白し 天の命なれば 之又せん術なし 唯人事の限りを尽くして 待たんのみ 事業の如何にあらず 心事の高潔なり 涙の多量なり 以て満足す可きなり」と人生観を書いている。そして「愛は芸術なり。相克は美なり」という碌山の言葉も、彼の短い人生と彫刻シリーズ制作の軌跡を追うと、納得することができる。美は愛の相克から生まれる。それを描くことが芸術なのである。

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【久恒啓一】
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